6月の太陽 inar ページ1
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俺は雨が嫌い━━━━━━━━━だった。
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リアル設定
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ス「じゃあ撮りまーす、山田さん知念さんお願いします！」
聞こえるスタッフの声とシャッター音をBGMにザーザーと雨が降り続けている窓の外を見上げる。
「会いたかったな…」
今日は全員での雑誌の撮影だったが、映画の撮影のスケジュール変更の関係で大ちゃんは別撮り、今日会えるはずだったのに会えなくなってしまった。
最近映画にドラマと撮影に追われている大ちゃんとは全然ふたりの時間が取れていなくて、正直言ってもう限界だ…大ちゃん不足で死にそう。
「はぁぁぁぁあああ〜」
中「何、そんなでっかいため息ついてw」
声がして横を見上げるとケータリングのお菓子を食べてる裕翔が隣に立っていた。
「大ちゃん不足で死にそう…てか死ぬ…」
中「あぁ、大ちゃん最近頑張ってるもんね」
「大ちゃんに会いたいいいいい」
中「…ふふふっw 早く時間取れるといいね？w」
「んだよ、バカにしやがって〜」
何故か意味深に笑った裕翔は次俺の撮影だから〜と爽やかな風を吹かせながら去っていった。
山「伊野尾ちゃん、大ちゃんに会えなくて瀕死なんだって？」
知「いのちゃん顔色わる〜w」
裕翔から聞いたのか撮影終わりの山田と知念が死にかけの俺を冷やかしに来た…ほんと年下組は俺の事バカにしやがって！w
山「これ、食べないでこの机の上に置いときな」
「オムライス？」
山「そ、ケータリングにあったから持ってきた」
知「いのちゃんのじゃないから食べないでよ〜？」
裕翔に引き続きやまちねまで意味深な笑顔を浮かべ俺の事を見ては颯爽と去っていく…
なんだ？オムライス見て大ちゃん連想させて頑張れってか？
無理！会いたい！実物じゃなきゃ満たされない！←
「はぁ…」
まるで俺の心を表してるかのような雨を窓越しに見上げ、またさらに気分が落ちた。
ス「伊野尾さん次の撮影なのでスタンバイお願いします」
「はーい」
そういえば俺大ちゃんのことに気とられててペア撮影の相手が誰かすら見てなかった…
「誰だろ？まぁ、そのうち分かるからいっか」
撮影ブースに向かう途中でイチャイチャしてる山田と知念が視界に入りかなりドス黒い気持ちが生まれて、全然気分は上がらないけど仕事だしちゃんとやるしかない…
気合いを入れ直しスタッフに呼ばれた方に向かう。
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有緒菜あかり(プロフ) - ありるんさん» コメントありがとうございます！！まさかありるん様から頂けるとは…大好きな書き手様にそう言って頂けて嬉しい限りです(´TωT｀)♡続編承りました！少しお時間を頂くかもしれないのですが…必ず書かせていただきます！ (2022年7月27日 12時) (
レス) @page33 id: 74f48f4a27 (このIDを非表示/違反報告)
ありるん(プロフ) - いのありやま大好物です♡続編を希望します、もし書く予定があったらよろしくお願いします（ *_* ）！！ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 1bc2f81aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有緒菜あかり | 作成日時：2022年3月25日 3時
