第4話 成長と朝 ページ7
ここから夢主は『』でそれ以外は○「」になります
--------------------------
いつもの朝
今日も朝早くから起きて朝食と弁当の準備をする
今年の春で狐ノ葉が来てから五年が経とうとしている
あれからは大変だった。
子育ての知識など0で泣き止んだと思ったらまた泣き出しちゃったり
熱を出しても妖の血があるから病院なんて行けないしで
不安だらけだったけど、おじいちゃんと時雨が助けてくれたおかげでなんとか
すくすくと大きく育ってくれた。
まあ、私が困って時雨を頼った時のドヤ顔は本当に位うざかったが、、、、。
それは置いといて、
狐ノ葉は物覚えが速く体が弱いこともあってか大人しい感じになった
けれど、歩けるようになってから問題が出てきた
好奇心旺盛なのか、それともじっとしてられないのか、ふらふら何処かへ行ってしまう
そして、それをいいことにおじいちゃんが一緒に連れていく
いつも時雨が付いている為大丈夫だけどそんなマイペースに何処かへ行ってしまうのは
おじいちゃん譲り
そこだけは似て欲しくなかったしおじいちゃんも辞めて欲しかったと常々思う
そんな事を考えながら料理していると
『おはよ葵ねぇ...(つ_‐)。o』
パジャマ姿で今起きたであろう狐ノ葉がおぼつかない足取りで来た
そしてそのまま私の足にに抱きついてくる
あ"ーーーーー、ほんと可愛いっっっ(/ω\)←
葵「おはよ(ニコ もう朝食できるから顔洗って着替えてきて! あと時雨も」ナデナデ
狐ノ葉はコクっと頷いてトテトテと洗面台の方へいった
食卓に食器を並べ終えた時にいつもの膝に掛かる白のワンピースに
黒のストッキング、ちょっと大きめの紺色のパーカー
そして、狐ノ葉の頭の上に両手で支えられている猫姿の時雨が、、、、
しかもまだ寝てるし
なぜに??
『起こしても起きないから連れてきた』
葵「そうなんだ;;(なんで頭に乗っけているのかは聞かないでおこう)
じゃあ、先に食べちゃいましょ、そのうち起きるでしょ」
『わかった』
今日の朝食は
大根、人参、じゃが芋の味噌汁と鮭の塩焼き、ほうれん草の胡麻和え
豆腐、白米
時雨は狐ノ葉の膝の上に置き、2人で今日も
「『いただきます』」
((どうやって起こそうとしたの?))
((ん? 最初は呼んでたけど、起きないから前足のしたを持って、揺らした))
((いくら起きなくてもそれはダメだよ!?))
((??))
39人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユイ | 作成日時:2018年11月12日 17時