助ける誘拐 (ページ6)

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リリさんの話には、何か惹かれるものがあった

突然

ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯ

そんな機械音と共に、リリさんの腕時計が赤く点滅している

リ「っ事件や……
見ててな」

「はい…」

一体何が起きるんだろう…

リリさんが通話ボタンを押すと

中『事件発生や』

中間の声が聴こえてきた。

中『クイーンズホテルでのパーティーでS社の情報の入ったUSBカードが盗まれた。A社の社長に回ったらしい

流星とのんちゃんは潜入に行ってくれ。
濱ちゃんは運転よろしくな

しげ、神ちゃん、照史はもしもに備えて濱ちゃんの車で待機

リリは俺と一緒に指示』

りょーかい、という声が聴こえてくる

…誰の声かはわからない

なんだか、スパイみたいだ

リ「Aちゃん、ついてきてくれる？」

「もちろん」

中間の居る部屋に入ると、中間は私をみただけで何も言わない

…なんかムカつく←

リ「今回はめんどそうやな～」

中「やっぱそう思うよな笑
応援は行かせたから安全やと思うけど」

色々考えてるんだ

頭の回転速いのかな、

濱『淳太ー！着いたで！
流星と望はもう会場入ってるハズや』

中『ん、了解』

モニターに映し出された映像は、

きっと流星という人と望という人に付いている隠しカメラの映像なんだろう

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気付いた人もいると思いますが、

「」がその場にいる時での会話で

『』が通信している時の会話です！