#04 ページ12
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出久side
『緑谷くんっ…一緒にどうかな…って…』
出｢えっ…！？｣
僕と…一緒に…？
ふっ、二人でっ…！？
状況を理解した僕は真っ赤になった顔を金澤さんに見せないようにして、考えた。
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出(僕がヒーロー好きだからと思って誘ってくれたのかな…
理由はどうであれ、女子と二人で遊びに行くなんてことしたことないし…)
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『緑谷君…？』
出(…！)
いろんな思考を巡らせていたら、金澤さんに声をかけられたみたいだった。
でも僕は、真っ赤な顔を見られたくなくて…顔を上げることができなかった。
『あっ…ごめんなっ？明日もトレーニングとか忙しいもんなっ！
他の子…』
出｢ち、違うよっ…！｣
金澤さんの気が変わってしまわないように、顔を覆って話を進めた。
出｢こんな風に遊びに誘ってもらうの…久しぶりでっ…
それに…お、女の子と二人なんて、初めてだからっ…むしろ、僕でいいのかなっ、て…｣
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『…緑谷君がええんよ』
そう言った金澤さんの表情は、優しい笑顔だった。
『入学前にヒーローノート見してくれた時な、緑谷君、めっちゃ楽しそうやったんよ。
あんなにヒーローのこと嬉しそうに話す緑谷君やったら、絶対喜んでくれるやろうなって思ってん』
出｢…！｣
『せっかくやし、ヒーローめっちゃ好きな人と行った方が楽しいやん？
だから…どうかな？』
そんな風に考えてくれてたんだ…
出｢…ありがとう
じゃあ…お願い、します…！｣
『ほんま！よかったぁ！忙しいのにありがとうなぁ！』
出｢だっ、大丈夫だからほんとに気にしないでねっ！？｣
そうやって喜ぶ顔が、何だか可愛らしくて
気を遣ってくれる金澤さんに
僕は、また顔を赤くして言った。
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FF召喚士(プロフ) - はいちゅうさん» コメントありがとうございます！いつも見ていただきありがとうございます！サブぼろって言うんですね、初めて聞きました(笑)主人公は私の喋り口調そのままなので、たまに意味わからんかもしれませんが、懲りずに読んでいただけるとありがたいです…m(_ _)m (2018年1月2日 21時) (
レス) id: e9b5c0b1a4 (このIDを非表示/違反報告)
はいちゅう - いつも楽しく読ませてもらってます！私の地域では鳥肌のことさぶいぼじゃなく、サブぼろって言いますよーwちなみに三重県人ですw (2018年1月2日 21時) (レス) id: be9973cca7 (このIDを非表示/違反報告)
FF召喚士(プロフ) - モコさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてほんまに嬉しいです、応援ありがとうございます！コツコツ更新していきますので、よろしくお願いします！ (2017年9月3日 16時) (レス) id: e9b5c0b1a4 (このIDを非表示/違反報告)
モコ(プロフ) - 主人公が同じヒーロー科の作品しか見たことなかったので、普通科という設定は新鮮でとても面白いです！出久好きなのでいっぱい出てきてくれてとても嬉しいです！更新頑張ってください！応援してます！ (2017年8月30日 2時) (レス) id: fe19797a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FF召喚士 | 作成日時：2017年8月18日 19時
