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#12 ページ13
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Aside
緑谷さんと歩いた道を一人で戻りながら、ぼーっと考えてた。
東京には、周りの意見押し切って来たようなもん
親とか周りの人らは
わざわざ雄英行かんでも近所の偏差値高いとこ行けばええやんとか、お金かかるしとか
しょーみ、ええよおには思てないみたいやった。
動機は曖昧やとしても、中途半端な気持ちで受けるわけちゃう
ずっと前から勉強も頑張ってきた。
夢を完全に否定されてるわけでもないけど、応援もされへん
好きにしたらみたいな環境で育ってきた。
せやけど緑谷さんは、素敵な夢やって言うてくれたんや。
それに…
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私のことを女性扱いしてくれた。
夜道暗いから言うてくれて…何かめっちゃ顔真っ赤いけなってもうて…
初対面の人に対してなに変な顔しとんねんな…！
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浮かれてる場合やない
日本トップの高校、偏差値79
ヒーロー科程じゃないけど、倍率も高いんや
気ぃ抜かんと頑張らな…！
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作者名：FF召喚士 | 作成日時：2021年8月3日 19時
