08 ページ10
.
流石に城まで行けば、兵士を確認することができた
門番は2人
話をしたら通じるタイプか、そうでないか
『ねぇねぇ、コビーくん』
「な、な、なに？」
『お！その調子で頑張って！あ、違くて、、
追い出されそうになったらさ強行突破する？』
「それも良いですけど、一度出直して
裏から入るという手も」
『そっちの方が騒がれずに済むか』
「はい、あ、うん」
『じゃあ、大人しく追い返されて、裏から入る？
そしたら最初から裏から入る？』
「いえ、正式に入った方が楽なのは事実ですし、
試す価値はあるかと」
『そうね』
正式に王の前に出るとなれば
制服であるべきなので、一応いつもの服に戻る
『やっぱ、落ち着く』
「行きましょう」
正義を背負い門番の元へと歩いていく
『こんにちは、今回この国を訪れました
海軍のA少将とコビー大佐です
突然の訪問となり事前の連絡をしていないのですが
一度、国王様にお目にかかろうと思い足を運びました』
「はっ、現在、王宮の者に連絡を取るので少々お待ちを」
『はい、ありがとうございます』
門番の対応は早く、国王への謁見を伝えれば
門番のうちの1人が城の中へ入っていった
数分もすればその門番は出てきた
「ただいま戻りました
現在国王様は3年もの間眠り続けています」
「『えっ？』」
私もコビーくんも同じ反応をした
「現在、来客の対応をしてるのは大臣なのですが
生憎、大臣は他国へ会議に行っており、
来客の対応ができません
申し訳ないのですが、
王宮へお二人が入ることはできません」
『……そうですか、分かりました
また日を改めて大臣に会いにきます』
「はい、よろしくお願いします」
『行こう、コビー大佐』
「はい！」
.
『どう思う？』
「…怪しさしかありませんね、その大臣という男」
『じゃ、今日の夜、王城へ侵入しましょう』
「はい」
城の兵士たちに聞こえない距離に来てから
コビーくんに話しかける
夜侵入することを決めれば私たちは私服へと着替えた
「一度、本部に連絡をしましょう」
『うん』
宿屋に戻り、こびーくんの部屋へ入った
電伝虫を椅子の上におき私たちはその向かいのベッドに座る
繋がった電伝虫に、先ほど聞いた事実を報告する
『よし、あとは夜まで待つのみねコビーくん
ッ…！』
横を向けば、コビーくんととんでもない距離ことに気付いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りり - コビーのことすごい好きなのかな。。私もコビー大好き。次も楽しみにしてます。 (2022年12月19日 20時) (
レス) @page1 id: 856cad5503 (このIDを非表示/違反報告)
チトセ - 凄く面白くて、ワクワクするので続きがめっちゃ楽しみです！！ (2022年10月2日 19時) (レス) @page20 id: 11d333baeb (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ(プロフ) - 神作品の予感がプンプンしていたので見にきました。そしてこの作品のおかげで楽しみが一つ増えました😇。応援してます！！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page2 id: 9898b37776 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はにーちゃん | 作成日時：2022年9月20日 2時
