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「ちょいちょいAチャン」
『はーいー？なんでしょうか』
マリンフォード頂上決戦と言われる戦いから
1週間という日が過ぎた
海軍本部はその後始末に追われる日々を過ごしていた
クザン大将も忙しそうにしている
珍しい…
クザン大将が重要書類の記入をしながら
ふと何かを思い出したかの様に
私を呼んだ
私も近くで事務処理をしていたので、クザン大将の座る
机の近くへと行った
「Aチャン、ガープ中将の部隊に入ってくれる？」
『えっ？何故です』
クザン大将はさらりと言ったが
割と大事な話なのでは？
「ちょっとね、俺の方で野暮用できちゃってね
Aチャンの面倒見れそうにないんだよ
もし戻って来れたらまた俺のとこいれたげるから」
『いや、それは良いんですけど…
野暮用ってなんです？』
「んーそれは言えないなァ
ほらこれ持ってって、ガープ中将のとこ行きな
それにアレじゃない、ガープ中将のとこのコビー大佐知ってるでしょ？
あのサカズキの前に出て戦争止めた子
彼とも同い年だし、仲良くなんなさいな」
彼が出したものは
先ほどまで彼が記入していた書類だった
なるほど、私の移動願いのやつだったのか
コビーくん……大佐だったんだ
私よりちょい下か
ねぇねぇ、コビーくん
同じ部隊だって
嬉しいね
.
ｺﾝｺﾝ
『失礼します。
こちらにガープ中将はいらっしゃいますか』
「ガープさん？あー今居なそうだけど
おっかしーな？さっきまでいたんだけど」
ガープ中将が指揮をする部隊のいる部屋を訪れたが
あいにく、ガープ中将はいなかった
ガープ中将の部隊の海兵らしく気さくな人が
対応してくれた
私より階級下でしょうけど、
そういうのはあまり気にしない
上の人にはそれなりの対応をするけど
下の人が自分に対してかしこまってるのは
あまり好きじゃない
部下とは対等な関係を築きたい派
「どうかした？ガープさんなら建物内のどこかに入ると思うんだけど」
『今後ガープ中将の部隊に
入らせていただくことになったAと言います
入隊の関係でガープ中将に会いたかったのですが』
「あー、そういうこと
ガープさんいつ帰ってくるかな
とりあえずお茶でも？」
『ありがたく頂こうかしら』
そうして、私はその部屋へと
足を踏み入れた
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りり - コビーのことすごい好きなのかな。。私もコビー大好き。次も楽しみにしてます。 (2022年12月19日 20時) (
レス) @page1 id: 856cad5503 (このIDを非表示/違反報告)
チトセ - 凄く面白くて、ワクワクするので続きがめっちゃ楽しみです！！ (2022年10月2日 19時) (レス) @page20 id: 11d333baeb (このIDを非表示/違反報告)
ユヅ(プロフ) - 神作品の予感がプンプンしていたので見にきました。そしてこの作品のおかげで楽しみが一つ増えました😇。応援してます！！ (2022年9月20日 21時) (レス) @page2 id: 9898b37776 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はにーちゃん | 作成日時：2022年9月20日 2時
