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《＿ﾋﾞﾋﾞ･･･た、たすけてくれ･･･ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ》
《大丈夫か！！》
《･･･ここは＿ﾋﾞﾋﾞ･･･パンクハザード》
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電伝虫から聞こえたのは
ここ、パンクハザードから助けを求めるSOSと
それに受け答える"麦わらのルフィ"の声。
麦わらの声が気にはなるものの、緊急信号の捏造は海軍の十八番だろう。
これが一体なんなのか。
『麦わらが罠にハマったと？』
｢残念ながらこの通信はウチで作った罠じゃない｣
｢どうだかな･･･ならおれも知らねェ話は終わりだ｣
まあ言われてみれば、
電伝虫から聞こえた単語に全く思い当たることがない訳では無い。
けれど、そこに麦わらのルフィが関わっていることには全く心当たりがない。
私たちは今日まで二人でこの島を調査していたのだから。
『あなた達のお目当てはここには居ないわよ』
｢つまらん問答はさせるな、研究所の中を見せろ｣
『はぁ･･･』
この島には私たち二人以外にも人は居るが、
この建物自体は今私たちの別荘になっている。
中を見せるのは御免だ。
この島のボスである"M"という人物は私たちに隠して何かの実験を行っているが、
そんなの知ったことではない。
『何度も言うけど、ここに麦わらのルフィは居ないわ』
｢"麦わら"がもしここへ来たら首は狩っといてやる、
話が済んだら帰れ｣
その言葉にここから建物内へ侵入することは不可能だと
海軍が背を向けたその時、
後ろから聞こえる私たち以外の何者かの声･･･
そしてその声は段々近づいてくる。
.
｢きゃああああ｣
｢恐かったよ〜〜〜！凍った人達〜！！｣
｢でも扉がある！！ここから出られる！！｣
｢やった〜｣
信じ難い状況に、驚きすぎて声も出ない。
隣のローも同じらしい。
『･･･』
「･･･」
いや、たしかにさっきまでこの建物には私たち二人しか居なかったはず。
それなのに一体なぜ･･･
｢外･･･いや〜〜寒〜〜〜い！！｣
｢建物を出たぞ！！おうちに帰れる！！｣
マスターの実験体である子供たちを連れた
"麦わらの一味"が飛び出して来たのだろうか。
｢･･･これはどういう事だ、A｣
『さあ、分からないわ』
するとようやくこの状況に気づいたのか、
勢いよく飛び出してきた彼らがピタリと止まった。
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
