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＿＿シーザー･クラウンの研究所内
｢海軍"Ｇ５"中将 スモーカーの心臓か、気の利いた土産だ。
＿シュロロロ｣
研究所に着き、さっそくあるものをシーザーに渡すと
誰のとは言っていないのに勝手に勘違いして上機嫌なこの男･･･
いつまで経ってもこいつの気味の悪い笑い方は嫌いだ。
一生慣れることは無いだろう。
それを分かっているのか、嫌な顔をした私の腰をグッと抱き寄せるロー。
彼はいちいち私をキュンとさせる天才だと思う。
なんて呑気なことを思いつつ、
私は念の為さっき出会った麦わら達の一件をシーザーに伝えてやる。
『ねえシーザー、子供たちは連れていかれたみたいだけどいいのかしら？』
「･･･シュロロロ」
けれど私の予想とは違い、シーザーが焦る様子はない。
彼にとってはあまり良くない事が起こりつつあるというのに、やっぱり気味の悪い奴だ。
｢どうせガキ共は放っておいてもここへ帰ってきたくなる。
モネが注意しろと言うんで一応あの二人組を行かせたがな。｣
『･･･そう。』
通りでこんなにも落ち着いているはず。
雪山の殺し屋と呼ばれるあの二人組を既に手配済みとは。
まぁ、麦わらの一味がそんな簡単にやられるはずも無いと思うけど。
その言葉は心に留めておく。
同時にちらりと周りの様子を伺うと、さっきまで黙っていたモネが話し出す。
｢二年前のシャボンディそしてマリンフォード、あなた達は二度"麦わら"と関わってる。
まさか今回もここに呼び込んだなんて事は･･？｣
｢知らないと言ったろ、ここがバレる事はおれ達にとっても都合の悪い事だ。｣
『心外だわ。』
シーザーの秘書であるモネは頭がいい。
麦わら達がなぜここに居るのかは本当に分からないけど、
確かにこの状況では疑われるのも仕方ないか。
でも、こんな所で私たちの計画を潰されるわけにはいかない。
｢わざわざ政府に媚びて"王下七武海"にまでなった男が話の拗れる様なマネするハズもねェ。
疑って悪かったな。｣
『「･･･」』
疑いははれたようだけど、
この人達といる空間はやっぱり気が重くて嫌になる。
『･･･ロー』
「あぁ」
隣にいるローの袖を引っ張ると、察してくれたらしい。
私たちはやる事があると伝え足早に研究所を後にした。
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いのぺい(プロフ) - __ne_mU_さん» コメント、お気遣いありがとうございます。お待たせしました(＞＜)時間を見つけて修正していく予定ですが、引き続きお楽しみいただければ幸いです^^ (2020年11月5日 22時) (
レス) id: 3cc87be8e2 (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - 待ってました.....今から楽しく読ませて頂きます。お忙しいということで大変かと思いますが身体にきをつけて無理ない範囲で更新お待ちしてます (2020年11月4日 13時) (レス) id: 6cb15a22ae (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - 高飛車さん» とても励みになります！ありがとうございます！最後まで頑張ります！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
高飛車(プロフ) - ローさんイケメンすぎてニヤニヤしちゃぃます！物語も最高です！これからどうなっていくか気になりどころなので、最新楽しみです！ (2019年9月10日 19時) (レス) id: de9b431952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月7日 15時
