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ゾロのコートを(勝手に)着て甲板に戻れば
目に入ったのは巨大な滝のようなもの。
『すごい･･･壮大ね』
感心していると、
さっきから何度も鼻血で倒れているサンジくんが
弱々しくも近づいてきたのでそちらを見る。
｢Aちゃん･･･マリモのコートなんて着てねェで、
おれのコートを･･･ﾌﾞﾌｫ｣
さっきよりは頑張って耐えているのか
少しずつ鼻血を出しながらも
何とか会話が出来そうなくらいには回復しているらしい。
痛々しいことには変わりないのだけど。
『ありがとうサンジくん
でもそうするとゾロが拗ねるからごめんね』
｢ふざけんな！！｣
当たり前のような発言にゾロはそう反抗するが、
実際二年前にもこんなような事で
二人がケンカしていたことがあるのを忘れたとは言わせない。
あの時はまだゾロが怒る意味が分からなかったが
今考えればまぁ･･･そういう事だろう。
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｢おい！麦わらの一味！今すぐ引き返せ！｣
『あ･･･』
大人として
まだ居たのかという言葉は飲み込むことにする。
突然焦った様子の侵入者を怪しく思いながらも
船の下を見ると信じられないくらい巨大なタコ。
『これは、クラーケン』
伝説の生き物がなぜこんな所に？
敵があのクラーケンとなるとこっちだって逃げたいのは山々だが
隣にいる船長のこの顔はもう手遅れだ。
｢アイツをてなずけよう！｣
『･･･バカね』
どちらにせよ、船で近づくのは無理があるし
そもそも相手がデカすぎるため握りつぶされて終わりだ。
｢そんなに戦いてェんなら、
策を授けちゃうよ麦わらのルフィ！！｣
イマイチ信用はしていないものの
どうやらこの怪物と戦う策を持っているらしいこの怪しい男は
ポケットから何かを取り出した。
『それは？』
｢まァ見てなさいよ｣
説明もなくおもむろにそれに空気を入れると
みるみるうちに人ひとりを覆うシャボン玉になった。
｢即席"バタ足コーティング"！！｣
なるほど、
これなら船を傷つけることなく戦えそうだ。
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いのぺい(プロフ) - マリアさん» そんなお言葉を頂けて感動しております(＞＜)ありがとうございます！パンクハザード編は別小説にて書いてしまっているので、違う形ではありますがご期待に添えられるように番外編などをかければいいなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね^^ (2019年10月5日 19時) (
レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
マリア(プロフ) - もう、本当最高です！！！この恋人たち可愛すぎます(*^_^*)私、ローが好きなのでパンクハザード編でローと親密になってゾロが嫉妬するのが見てみたいです！！更新楽しみにしてます！！ (2019年10月5日 19時) (レス) id: 4cdcd75303 (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - るなさん» ありがとうございます(＞＜)良かったです！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - えーーー！(T_T)最高です、、 (2019年10月4日 20時) (レス) id: e1ea64eec7 (このIDを非表示/違反報告)
いのぺい(プロフ) - エースファンさん» ありがとうございます。最後まで頑張ります^^ (2019年10月4日 19時) (レス) id: bdfa97ae9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのぺい
| 作成日時：2019年9月1日 16時
