薄桜鬼 “光の力”を使う少女9

★第73話★ 『ありがとう』 ページ5

ーーある日の夜...ーー

千鶴:「土方さん！？ 駄目ですよ！！
死にかけたって言うのに！！」

千鶴の大きな声が響いた。

歳三:「誰が『死にかけ』だ。そこまで酷くねぇよ。」

千鶴:「せめてこれを羽織って下さい！！」

と、千鶴は持って来ていた羽織りを土方にかけた。

千鶴:「その書類が終わったら、すぐに横になって下さい。
私の目を盗んで仕事をしようとしても駄目ですよ！！
ちゃんと見張っていますからね！！」

と、千鶴は少し怒りながら腰をその場に下ろした。

土方は、そんな千鶴にﾌｯとわらうと...

歳三:「あぁ。...世話をかけたな。...ありがとう。」

千鶴:「...(土方さん...？/////)」

すると...

？:「へぇ〜...土方さんが『ありがとう』ですか〜。
僕らにでさえ中々そんな言葉を掛けてくれた事なんて無いのになぁ〜。千鶴ちゃんが羨ましいよ。」

？:「(ｸｽｯ)こら、総司。茶化さない。折角傷が治りかけの人を怒らせると、また私が力を使わなくちゃいけないじゃない。」

その声の主は勿論...

千鶴:「沖田さんに（人1）！！」

（人1）:「今晩は。千鶴、土方さん。
相変わらず土方さんは仕事をなされている様で(苦笑)
少しは体を休んで下さい。また倒れても知りませんよ？」

歳三:「ったく、おめぇも総司と変わらねぇ口調になりやがって...。」

（人1）:「そりゃぁ、1番組副組長ですし？ｗｗｗ」

総司:「（人1）が居てくれると助かりますよ〜ｗｗｗ報告もやってくれますしｗｗｗ」

（人1）:「そこは自分でやって欲しかった(苦笑)」

そう話していると...

？:「やぁ、蒼雪君に沖田君に土方君。
土方君は、もう起きて大丈夫なのかい？」

姿を現したのは、大鳥と島田だった。

総司:「大丈夫じゃなかったら、今まで仕事
なんてしませんよｗｗｗ」

歳三:「総司...てめぇな...(ㅍ_ㅍ)
...あぁ、お陰さんでな。」

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