★第83話★ 逆戻り ページ25
土方達と別れた(人1)と沖田。
東北の方に千鶴の産まれた里...
雪村の里が有ると聞いていたのでそこに向かっていたのだ。
(人1):「...って、綱道どこにもいないし
【#・∀・】ムカムカ」
総司:「何でだろうね?千姫さんの情報は確かなんでしょ?」
(人1):「間違いない。千が間違うはずないか...となると...」
総司:「僕達がここに来ている途中、どこかに行ったって思うのが得策だね。」
(人1):「だよな......取り敢えず、山を降りて下の町に出よう。少しは情報が手に入る筈だからな。」
総司:「そうだね♪」
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そして山を降りた沖田と(人1)は町の人に二手に別れて綱道の行方を聞いたのだが...
総司:「(人1)、どう?何か収穫あった?」
沖田がそう言うと...
(人1):「全然。」
総司:「僕も(苦笑)こんなに聞いたのに誰も見てないなんてね...(苦笑)」
すると...
?:「お困りの様ですね。」
何者かが声を掛けてきた。その声の方向に2人は、バッ!!と身構えながら目線を向けると...
総司:「あんたは確か...天霧!!」
そう、風間と共に行動をしていた鬼の1人である“天霧 九寿”だった。
天霧:「あなた方がこちらに来ていたのは風間も知っています。勿論、綱道の行方を探しているのも。」
(人1):「そうか......で?どうするつもり?」
天霧:「何もしませんよ。ですが、今、綱道はこの東北には居ませんよ。」
(人1)/総司:「「!?」」
天霧:「今、綱道は羅刹隊を率いて江戸へと向かい、戦を起こすそうです。」
総司:「......何であんたが、そんな情報を僕達にくれるのかな?」
天霧:「我々は元々、人の戦に参加しないのです。唯、それだけの事。それでは、失礼します。」
そう言うと天霧はお辞儀をし、その場から姿を消したのだった...。
総司:「...どうする、(人1)?あいつの言葉を信じる?」
(人1):「...風間よりは信頼出来ると思う...」
総司:「僕もそう思うけどなぁ〜...」
(人1):「取り敢えず、江戸へ向かってみよう。本当なら、江戸には左之さん達が居る。」
総司:「分かった。」
こうして、(人1)と沖田は来た道を戻って行ったのだった...
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にゃお(プロフ) - 完結おめでとうございます!遅くなってすいません…… とても面白かったです!番外編で、夢主ちゃんが人質にされ、大怪我をおって総司が心配するというお話が見たいです!!シリアス大好き人間なので笑笑 よろしくお願いしますー! (2019年3月30日 22時) (レス) id: 90cfe03e70 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 総ちゃんさん» コメント、有難うございます!!この光のシリーズでは、番外編が既に作られています。もし、「こんなのがあったらなぁ」と言うのがございましたら、コメント欄にお願いします!! (2016年11月12日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 何度読み返しても感動しますね。番外編なんてあったら素敵(笑) (2016年11月12日 14時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 志羽(しゆう)さん» こんばんは(*^▽^*)ノ初めまして!!そこまで言って下さりありがとう御座います!!いえいえ、私なんてまだまだ未熟者です。この占ツクには私よりも文才力に長けた人ばかりです。ですが、本当にありがとう御座いますm(*_ _)m (2016年10月7日 0時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
志羽(しゆう)(プロフ) - すごくすごく感動しましたっっっ!!! 小説書くの凄く上手ですねっ!!! 私が今までで読んだ小説のなかで、一番上手で、一番おもしろくて、一番感動した小説でした!!!! (2016年10月6日 20時) (レス) id: 86837d8b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2016年4月10日 2時