ヒロアカの世界に行けるそうです⑤ (ページ42)

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〇第200話〇《仮免試験終了》ページ42

麗日:「Aちゃん、受かったよぉ”〜〜！！」

と、麗日が泣きながらAに抱きついた。

A:「見てた。最初は少し心配したけど、八百万さんが止めてくれてからは落ち着いてた。だから結構安心したよ。」

頭を撫でながら麗日にそう返す。

麗日:「そうなんよ！！私も頑張らなーって、思ったのはいいんやけど危うく救助者をさらに危険な目に合わすとこやった。ほんま、ありがとね！！ヤオモモ！！」

八百万:「いえいえ！！お役に立てた様で何よりですわ！！」

瀬呂:「応援席から見てたって事は、ツートップが落ちたのも見てたんだよな？」

上鳴がニヤリと笑みを浮かべながらそう尋ねてきた。

A:「……上鳴君。真剣にやっている人の前でその発言と態度は失礼だと思う。そういう事をホイホイ言う人だから好かれない。」

上鳴:「それ関係なくね！？」

轟:「日暮……。」

轟がいつの間にか近くに来ていた。

A:「お疲れ様、轟君……色々と大変だったね。」

轟:「……いや。おかげで気付けた事もあった。悔しいのは変わんねえけど……これで良かったんじゃねえかって、今は思ってる。」

轟は左手を見つめてそう語った。

緑谷:「轟君……。」

轟:「緑谷にもまた助けられちまったな……悪かった。
それから、ありがとな。」

傍に来ていた緑谷に謝罪する轟。

緑谷:「う、ううん！！試験とはいえ、口悪くなってごめんね！！(『また』って……？)」

と、わたわたしながら返す緑谷。

A:「轟君なら、気付けた事も今日感じた悔しさも糧にして前に進めると思う。頑張って。」

轟:「あぁ……ありがとな。」

※上鳴が推しだった皆様、申し訳ございません^^;