444:知っている場所だが…… ページ4
A:「さて……いよいよ来たね。」
イレブン:「うん……。」
勇者一行は今、バンデルフォン地方にあるあの地下にある扉の前に来ていた。以前は魔法陣が邪魔をして通れないようになっていたが、その魔法陣は既に解除されていたようですんなりと中に入る事が出来るようだ。
ギィ……
イレブンが扉を開けると、中にはどこかへと移動するのだろうか、魔法陣が描かれていた。
イレブン:「……。」
イレブンは後ろにいる仲間達に振り向く。全員は何も言わずに頷いた。
「さぁ、共に行こう」と。それは言葉に出さなくても分かるように。
カミュ:「ここは……。」
魔法陣に踏み入れると、辺りは真っ暗闇の空間。だが、うっすらと波のように何かがうねっているのも見える。
グレイグ:「戦士ネルセン……偉大なるバンデルフォンの初代建国者としてその名は子供の俺でも知っていた。しかし、そのネルセン様がまさか王国の地下にこんな迷宮を作っていたとは、全く考えもしなかったぞ……。」
カミュ:「何だか変な場所だな……ゆらゆらとうごめく空間を見ていると頭がクラクラしてくるぜ……。」
ベロニカ:「この不気味な場所もネルセン様が作ったのかしら……先代勇者の仲間といえど美徳センスは備わっていなかったようね。」
マルティナ:「ベロニカ、厳しいわね…(苦笑)」
ロウ:「取り敢えず、今は先へ進むとしよう。さあ、もう一度あの魔法陣へ向かうぞい。」
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勇者一行(A以外):「「「？？？」」」
勇者一行の頭上には『？』が出現した。
A:「(ま、どう見てもここの地形はシケスビア雪原だしねぇ。……って、ん？)」
辺にいる魔物達やこの地を覆っている空気で勇者一行は知っている場所ではあるが、知らない場所なのだと理解したようだった。
そしてAの隣に立つカミュは、どこかソワソワとしていた。
A:「カミュ、どうかしたの？」
カミュ:「……いや、このネルセンの迷宮の中はお宝のニオイがぷんぷんするなと思ってな。元盗賊のオレには分かるんだ。先代勇者達が残してくれたお宝を使わないまま放っておくのはもったいないし、ありがたく全部貰って行くとしようぜ、イレブン。」
イレブン/A:「「(とうぞくのはな、いつ使ったの？)」」
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弓 桜(プロフ) - 夏雨さん» うわあ、ありがとうございます！！これからもゆっくり更新していきますので宜しくお願いします！！ (2021年9月30日 8時) (
レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - ドラクエ本当に好きなので嬉しいです…これからも更新楽しみにしています！ (2021年9月29日 12時) (レス) @page37 id: 892fd67213 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - リスタさん» コメントをありがとうございます！！もちろん、まだ投稿していないイベントも書く予定です！！……ボソッ）もしまた名前の間違いしてたら教えてください(もちろん、間違いのないように全力で読み返しますが心配ですので) (2021年9月9日 1時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ナナシ「頑張るやで！ニズゼルファを倒して、平和になるんやで！」ハッチ「次はハッスルダンスの村と人魚の女王セレンのお願いだな。次はセレナとセレンを間違えるなよ？」ドーリア「後は、夢主だけだな…。」 (2021年9月9日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ロクリア「グレイグのオーノー！！で、笑ったぞ。」イオニア「やっぱり、グレイグはお笑いキャラだったね…。ww」 (2021年9月3日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弓 桜 | 作成日時：2021年8月23日 0時
