469:無意識に ページ29
という出来事があったからだ。
イレブン:「(未来で僕はロミアさんにキナイさんがもう生きていない事を伝えた。そしてロミアさんは……泡になってしまった……うん、ちゃんと覚えてる。でも……)生きてたなぁ……。」
イレブンは自分の船室にあるベッドに仰向けになってロミアの事を思い出していた。
イレブン:「(誰かと相談したいなぁ……)」
その時だった。
──── コンコンッ
と、扉がノックされた。
イレブン:「はーい？」
イレブンが返事をすると扉がガチャッと開いた。その先に居たのは相棒のカミュとAだった。
イレブン:「2人ともどうかしたの？」
カミュ:「お前のことだから、ロミアとキナイの事をずーっと考えてんだろうなと思ってな。」
A:「1人でアレコレ考えているよりも、誰かに話した方が少しは楽になるかなーって思って。」
カミュ:「そういう事だ。つーわけで、今思ってることを吐け。」
勇者一行は命の大樹で未来での出来事を思い出した。勿論、ロミアが泡になった事だって覚えている。だからイレブンと一緒に居た時間が長い2人が彼の船室へ来たのだ。
彼が独りで色々と考えてしまわないようにと。
イレブン:「はは……相変わらず2人にはお見通しかぁ〜……。」
カミュ:「まぁな。」
A:「まずイレブンの考えている事は“ロミアさんがなんで生きているのか？”でしょ？」
イレブン:「………うん。僕がこの世界に着いたのは聖地ラムダに到着し、命の大樹へこれから向かうという時間からだった。でもロミアさんはラムダに来る前に……ああなってしまったからその……姿を見た時は本当に驚いたんだ。」
カミュ:「確かにな……オレもその記憶をしっかりと思い出したからお前の言いたい気持ちも理解出来るが……ホントになんで生きてんだ？ロミアのやつ。」
A:「カミュ、ロミアに失礼でしょ……(苦笑)何となくなんだけどさ。」
Aの声に2人の視線がAに集中する。
A:「イレブンが時のオーブを割る時……最初はベロニカを助けたいって思ってたかもしれないけど……でもイレブンの事だから無意識にでも思ったんじゃないかな。“自分に関わった全ての人達が笑顔でいられるように世界を救いたい”って。」
イレブン:「………。」
カミュ:「ふっ……確かに、お前のことだ。あの時、無意識にでもAが考えたようにそう思って時のオーブを割ったとしたら、ロミアが生きていたとしても不思議じゃねえな。」
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弓 桜(プロフ) - 夏雨さん» うわあ、ありがとうございます！！これからもゆっくり更新していきますので宜しくお願いします！！ (2021年9月30日 8時) (
レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - ドラクエ本当に好きなので嬉しいです…これからも更新楽しみにしています！ (2021年9月29日 12時) (レス) @page37 id: 892fd67213 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - リスタさん» コメントをありがとうございます！！もちろん、まだ投稿していないイベントも書く予定です！！……ボソッ）もしまた名前の間違いしてたら教えてください(もちろん、間違いのないように全力で読み返しますが心配ですので) (2021年9月9日 1時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ナナシ「頑張るやで！ニズゼルファを倒して、平和になるんやで！」ハッチ「次はハッスルダンスの村と人魚の女王セレンのお願いだな。次はセレナとセレンを間違えるなよ？」ドーリア「後は、夢主だけだな…。」 (2021年9月9日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ロクリア「グレイグのオーノー！！で、笑ったぞ。」イオニア「やっぱり、グレイグはお笑いキャラだったね…。ww」 (2021年9月3日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弓 桜 | 作成日時：2021年8月23日 0時
