464:2度目の両親との別れ ページ24
「グギャアァァァ！！」
バクーモス･邪は奇声をあげてその場に崩れ、紫の霧を発して消滅した。
その先にいた嘆きの騎士……アーウィンの身体が光を放ち素顔が現れた。
アーウィン:「ここはいったい……？」
アーウィンは辺りを見始める。そしてイレブンに気付き……
アーウィン:「その眼差し……その目に宿る優しい光は……まさかそんな！！」
アーウィンはイレブンのもとに駆け寄った。
A:「(プレイしてた時、思ったんだけどロウおじいちゃんかグレイグに行かないのかな？)」
そんな事をAが考えているとアーウィンは「イレブンなのか！？」の尋ねた。
イレブン:「………はい、お父さん。助けるのが遅くなってごめんなさい。」
アーウィン:「そうか……私を絶望の淵から解き放ってくれたのはお前だったのだな。立派になったな。イレブン……！！」
イレブン:「いいえ、僕だけのチカラじゃありません。ここに居るみんながチカラを貸してくれたおかげです。」
イレブンが仲間達の方へと身体を向ける。アーウィンもイレブンの先にいる仲間達をその目に焼き付けていた。
アーウィン:「みなさん、イレブンにチカラを貸し……私を助けてくれてありがとう。心から感謝します。」
そう言うとアーウィンは頭を下げた。するとロウが声をかけた。
ロウ:「なに、当たり前の事じゃ。お主はイレブンの父親なのだから助けるに決まっておろう。わしからも謝らさせておくれ。長い間こんな場所に居させてすまなかった。」
アーウィン:「ロウ様……勿体なきお言葉です。」
その時だった。
──── ……あなた。ようやくもとのあなたに戻ってくれたのね。
と、どこからか優しい声が。
イレブン:「(……お母さん……。)」
勇者一行とアーウィンの視線は頭上へと移った。頭上からはあたたかい光が現れていた。
アーウィン:「……あぁ、信じられない。君なのか？エレノア……。」
─── あなたを苦しめていた呪縛はイレブン達が解き放ってくれた。これで私達、安心して旅立てるわね……。
アーウィン:「そうだな、エレノア……。」
そう言うとアーウィンの身体は小さな光へと姿を変えた。そしてイレブンの周りを1周りすると頭上の光にへと飛んで行ったのだった……。
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弓 桜(プロフ) - 夏雨さん» うわあ、ありがとうございます！！これからもゆっくり更新していきますので宜しくお願いします！！ (2021年9月30日 8時) (
レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
夏雨(プロフ) - ドラクエ本当に好きなので嬉しいです…これからも更新楽しみにしています！ (2021年9月29日 12時) (レス) @page37 id: 892fd67213 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - リスタさん» コメントをありがとうございます！！もちろん、まだ投稿していないイベントも書く予定です！！……ボソッ）もしまた名前の間違いしてたら教えてください(もちろん、間違いのないように全力で読み返しますが心配ですので) (2021年9月9日 1時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ナナシ「頑張るやで！ニズゼルファを倒して、平和になるんやで！」ハッチ「次はハッスルダンスの村と人魚の女王セレンのお願いだな。次はセレナとセレンを間違えるなよ？」ドーリア「後は、夢主だけだな…。」 (2021年9月9日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
リスタ - ロクリア「グレイグのオーノー！！で、笑ったぞ。」イオニア「やっぱり、グレイグはお笑いキャラだったね…。ww」 (2021年9月3日 0時) (レス) id: 85e8ed9632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弓 桜 | 作成日時：2021年8月23日 0時
