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〈第弐肆仇話〉 互いの幼少期 ページ9

総司:「そう言えばさ、Aって小さい頃はどんな感じだったの?」

それは、沖田のこの一言から始まった。

A:「...いきなりどうした?」

Aからしてはそうだろう。洗濯物を畳んでいたらいきなり『小さい頃はどんな感じだったの?』など尋ねられても意味が分からない。

総司:「最近になって、Aちゃんと言う存在の過去がどんな物だったのか知りたくなってさ〜。雪羅ちゃんがよく、君の昔の事を話してくれてたけど、やっぱり本人自身から聞きたいな〜って、思ってさ。」

A:「...話してやってもいいが、余り良い話とは言えないぞ?」

総司:「別にいいよ。君のことなら、何でも知りたいから。」

A:「...長い話しになるだろうし、お茶と急須...それから、摘みに何か準備して来る。」

総司:「うん♪」


そして、沖田とAは縁側に腰を下ろす。

総司:「さて、楽しみだなぁ♪」

A:「あのなぁ...(苦笑)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーAsideーー

そういえば、僕の親の話はしてなかったか...。僕は“半妖”だと言うことは知ってるな?

“半妖”...言葉のとおりで人間の血と妖の血が混ざった者の事を言うのは、沖田さんももう、理解してるね?

僕は鬼と人間の間に生まれたんだ。父親が鬼で母親が人間。“鬼”と言っても、もう沖田さんも風間千景を知っるよな?

アイツと同じで人の姿をしていたんだ。だから、知らない人が見たら人間なんだ。だから私達家族は、一つの村に家を建てて暮らした。けど......

村人:「化け物ーーー!!この村から出て行けーー!!」

当然、村の人たちの中には私達を「化け物」と呼んで石を投げたりしてきた。けど、僕達はそんな事をされても何もしなかった。する必要が無かったから。

......そんなある日、悲劇は起きた。

...“羽衣狐”を覚えてる?...あいつが、妖の群を率いて村を襲ったんだ。

〈第弐伍零話〉 〃 :弐→←〈第弐肆捌話〉 悲鳴:弐



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アリーナ2(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!もぉ好き!これからも頑張って下さい! (2019年8月23日 23時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 翔子さん» コメント、ありがとうございます┏○ペコッそう言ってくださると嬉しいです!これからも、よろしくお願い致します(*・ω・)*_ _)ペコリ (2018年3月10日 22時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - とても面白かったです (2018年3月10日 19時) (レス) id: 1f1ffe397d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - AYA練さん» 有難うございます!!そうですか、全てですか...って、えぇ!?全て!?凄いですね...私なら、途中で諦めて...(  '-' )ノ)`-' )← これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 17時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 恋雪さん» 有難うございます!!本当に、時間が無くて中々( ´・ω・`)気長に待ってください!!これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi  
作成日時:2017年3月30日 22時

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