〈第弐肆捌話〉 悲鳴:弐 ページ8
総司︰「(女の子って、アイツには察知能力が上がるのかな...。)」
と、沖田はそう思いながらAが言った所へとゆっくりと近付く。
そして、一つの瓶を動かした時だった。
カサカサカサカサカサカサ......
総司︰「あっ。」
沖田の目の前をあいつは物凄い速さで通過。そして、何故かAの元へ一直線に向かっている。
A︰「♪$¥*&$@@@!?」
Aは最早言葉にすらなっていない。そして......
A︰「いやぁぁぁ!!」
ビュンッッ!!
Aは咄嗟にもう一本の包丁を投げた。その包丁は見事に......
ドシュッッ!!
総司︰「(......気が動転してるのに見事に的中するなんてね(苦笑))」
そう、沖田が思った通りでAが投げた包丁は見事にそれの胴体部分に当たり、そいつはやがて動かなくなった。
A︰「......はぁぁぁぁぁ......。」
Aは深い溜息を吐いた。沖田はゆっくりと近付き、Aの背中を摩る。
総司︰「大丈夫?」
A︰「.........大丈夫だけど、無理だ......。」
Aのその答えに、沖田はクスッと笑う。
A︰「...ちょっと、なんで笑うわけ?」
総司︰「いや......唯、君も悲鳴をするんだなぁって思ってね。」
A︰「?」
総司︰「雪羅ちゃんが君の話をする事も有ったけど、君はあまり悲鳴する事は聞いてないしね?(^ω^)ニコニコ」
A︰「ボソッ)...例え悲鳴をあげたとしてもそれはきっと、あんたの前だけだよ。」
総司︰「何か言った?」
A︰「何でもない。昼餉、駄目になったから作り直すよ。......あ、そうだ。」
総司︰「?」
A︰「......すぐに駆け付けてくれて有難う(*⌒▽⌒*)」
総司︰「.........。」
A︰「ん?沖田さん?...きゃぁ!!」
何も反応のしなかった沖田にAは一歩近付く。近付いたその時、Aは沖田に抱き締められた。
総司︰「全く、君って子は...可愛すぎだよ///」
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アリーナ2(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!もぉ好き!これからも頑張って下さい! (2019年8月23日 23時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 翔子さん» コメント、ありがとうございます┏○ペコッそう言ってくださると嬉しいです!これからも、よろしくお願い致します(*・ω・)*_ _)ペコリ (2018年3月10日 22時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - とても面白かったです (2018年3月10日 19時) (レス) id: 1f1ffe397d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - AYA練さん» 有難うございます!!そうですか、全てですか...って、えぇ!?全て!?凄いですね...私なら、途中で諦めて...( '-' )ノ)`-' )← これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 17時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 恋雪さん» 有難うございます!!本当に、時間が無くて中々( ´・ω・`)気長に待ってください!!これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2017年3月30日 22時