検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:39,569 hit

〈第弐肆捌話〉 悲鳴:弐 ページ8

総司︰「(女の子って、アイツには察知能力が上がるのかな...。)」

と、沖田はそう思いながらAが言った所へとゆっくりと近付く。

そして、一つの瓶を動かした時だった。

カサカサカサカサカサカサ......

総司︰「あっ。」

沖田の目の前をあいつは物凄い速さで通過。そして、何故かAの元へ一直線に向かっている。

A︰「♪$¥*&$@@@!?」

Aは最早言葉にすらなっていない。そして......

A︰「いやぁぁぁ!!」

ビュンッッ!!

Aは咄嗟にもう一本の包丁を投げた。その包丁は見事に......

ドシュッッ!!

総司︰「(......気が動転してるのに見事に的中するなんてね(苦笑))」

そう、沖田が思った通りでAが投げた包丁は見事にそれの胴体部分に当たり、そいつはやがて動かなくなった。

A︰「......はぁぁぁぁぁ......。」

Aは深い溜息を吐いた。沖田はゆっくりと近付き、Aの背中を摩る。

総司︰「大丈夫?」

A︰「.........大丈夫だけど、無理だ......。」

Aのその答えに、沖田はクスッと笑う。

A︰「...ちょっと、なんで笑うわけ?」

総司︰「いや......唯、君も悲鳴をするんだなぁって思ってね。」

A︰「?」

総司︰「雪羅ちゃんが君の話をする事も有ったけど、君はあまり悲鳴する事は聞いてないしね?(^ω^)ニコニコ」

A︰「ボソッ)...例え悲鳴をあげたとしてもそれはきっと、あんたの前だけだよ。」

総司︰「何か言った?」

A︰「何でもない。昼餉、駄目になったから作り直すよ。......あ、そうだ。」

総司︰「?」

A︰「......すぐに駆け付けてくれて有難う(*⌒▽⌒*)」

総司︰「.........。」

A︰「ん?沖田さん?...きゃぁ!!」

何も反応のしなかった沖田にAは一歩近付く。近付いたその時、Aは沖田に抱き締められた。

総司︰「全く、君って子は...可愛すぎだよ///」

〈第弐肆仇話〉 互いの幼少期→←〈第弐肆漆話〉 悲鳴



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
252人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 沖田総司 , 半妖
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アリーナ2(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!もぉ好き!これからも頑張って下さい! (2019年8月23日 23時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 翔子さん» コメント、ありがとうございます┏○ペコッそう言ってくださると嬉しいです!これからも、よろしくお願い致します(*・ω・)*_ _)ペコリ (2018年3月10日 22時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - とても面白かったです (2018年3月10日 19時) (レス) id: 1f1ffe397d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - AYA練さん» 有難うございます!!そうですか、全てですか...って、えぇ!?全て!?凄いですね...私なら、途中で諦めて...(  '-' )ノ)`-' )← これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 17時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 恋雪さん» 有難うございます!!本当に、時間が無くて中々( ´・ω・`)気長に待ってください!!これからも、宜しくお願いしますm(*_ _)m (2017年5月3日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi  
作成日時:2017年3月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。