【第13話】 ページ18
?:「ーーだ!!」
A:「(今夜は随分と騒がしいな...)」
そう思いながらAは目を瞑って呟く。
A:「オレッハフルール...」
この技は、本来は咲かせた手などに耳を咲かせて、遠くの声などを聞き取る能力だが、今回はあちこちに耳を咲かせて情報を聞いた。
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総司:「全く、勘弁して下さいよ。羅刹がまた脱走したなんて、どれだけ監視が出来てないんですか。」
平助:「だよな〜。千鶴は兎も角、A見たいにまた羅刹を見られちゃたまんねぇしな。」
左之:「それだけは避けねぇとな...土方さん、目星は付いてんのか?」
土方:「今、山崎に見て回って貰っている。もう少しだとは思うが...。」
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A:「(...なるほど。羅刹が脱走したわけね...。)」
その時だった......
?:「きゃぁぁぁぁ!!」
A:「!?(今のは...千鶴ちゃん!?)」
A以外に女は居ない。つまりは千鶴の身に何かがあったと言うこと。
A:「(此処からだと私が近い...行くか。)」
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ーー千鶴の部屋にてーー
羅刹:「ひひ...血を寄越せぇ...」
千鶴:「(な、何!?この人...狂ってる...)」
羅刹:「血を寄越せぇぇぇ!!」
羅刹は、傷を負った千鶴に向かって襲ってくる。
千鶴:「(もう駄目!!)」
千鶴は、死を覚悟して目を瞑ったその時だった...
?:「
千鶴:「...え...?」
千鶴は、瞑った目をゆっくり開く。すると、目に写ったのは羅刹の体を八本の腕が絡んで羅刹を抑えていた。
?:「千鶴、大丈夫?」
声の主を見ると、千鶴は瞳を大きく見開かせた。
千鶴:「あ、あの時の...!!」
千鶴はAのことを憶えていたらしい。
A:「(嬉しいけど(苦笑))千鶴、早くこっちへ。」
千鶴:「は、はい!!」
千鶴は、言われた通りAの傍に寄る。そして...
A:「...クラッチ!!」
ボキッ!!
羅刹:「ぐぎゃぁぁぁ!!」
骨の折れた音が聞こえたがら羅刹は直ぐにこちらに襲いかかる。
A:「(やっぱり、折るだけじゃ回復して終わる...どうしよう...)」
Aが考えた時だった...
?:「Aちゃん!!」
縁側から声を掛けられた。それは...
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弓 桜(プロフ) - 黒丸さん» コメント、ありがとうございます!!うわぁーー(´TωT`)やってしまいましたね(--;)時間を見つけて訂正していきます!!指摘して下さりありがとうございます!! (2020年6月30日 12時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
黒丸 - こんばんは、コメは初めてですがいつも、楽しく拝見させて頂いてますm(*_ _)m、少し気になったので、一言だけ……源さんは5番組組長ではなく、6番組の組長だと思います…!、私の記憶が正しければ5番組の組長は武田観柳斎、と言う人なので…。 (2020年6月30日 2時) (レス) id: 5872ef037c (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 弓 桜さん» ごめんなさい(笑)医療関係の学校に通っているもので気になってしまって(笑)これからも頑張って下さいね! (2017年9月13日 14時) (レス) id: b9f0d03fb3 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 葵さん» コメント、ありがとうございます!!そこ突っ込まないで欲しかったで(^Д^)⊃彡)゚з゚):;*.\':;...ごほ、ごほ。失礼。まぁ、気にしないで読んでください(苦笑) (2017年9月12日 18時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 骨やられても神経はやられない気が…骨折とかどうなるのそれ(笑) (2017年9月12日 16時) (レス) id: b9f0d03fb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2017年5月5日 0時