〈第零肆漆話〉 祇園祭 ページ7
ーー千鶴sideーー
大広間でのお話が終わった後...
私は原田さんが率いる重番組と
一緒に行動をさせて貰った。
...でも...何だろう...何だか町の人達から避けられている様な気がする...
私は不思議に思って、原田さんに問い掛ける。
千鶴:「原田さん。何だか町の人たちに避けられてる様な気が...。」
すると原田さんは苦笑をしながら答えてくれた。
左之:「ん?...あぁ、池田屋の一件で嫌われちまったんだろ。」
と。私は、その意味が分からなくて追求した。
千鶴:「どうしてですか?皆さんは、京の治安をも守る為に働いたのに...。」
すると......
?:「仕方ないんだよ。」
と、前から声が掛かって来た。私は声の主の方に目線を向けた。そこに居たのは...
千鶴:「永倉さん。」
筋肉が御自慢の永倉さんだった。
新八:「京の人間は、長州贔屓だからな。」
と言って教えてくれた。すると、原田さんが
永倉さんに声を掛ける。
左之:「新八。何か異常あったか?」
原田さんの問いに、永倉さんは首を横に振って...
新八:「長州藩の奴等が仕返しするんじゃないかって噂が流れてるくらいだな。」
と、永倉さんは答えた。...長州の人たちは
再び何かをしようとしているのかな...。
私がそんな事を考えていると、原田さんが
自分の隊士達に声を掛ける。
左之:「悪いがお前達。先に行っててくれ。俺達ゃちょっと野暮用だ。」
と言った。...『野暮用』?それに、『俺たちゃ』って発言されたって事は私も同席なのかな?
私がそんな事を考えながら原田さんの後を永倉さんと共に追い掛けた。
そして、町中に出ると...そこには黄金に輝く大きな建物や、たくさんの提灯が空高くに吊るされている物があった。
私は息を呑んでいると...
左之:「今日は祇園会の宵山だ。大したもんだろ?」
と、原田さんが教えてくれた。そして...
※続きます→
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紫緑(プロフ) - テスト頑張って下さいね。その劇薬はいらないけど今後も新撰組と半妖と千鶴の話楽しみにしています (2016年11月28日 10時) (レス) id: 2d904fce6d (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - テスト頑張ってください!変若水待ってます!(о´皿`о) (2016年11月28日 6時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 総ちゃんさん» コメント、有難うございます!!沖田さんと夢主さんとの二人での戦闘を書きたいのですが...中々上手く出来ないんです(苦笑)ですが、頑張ります!! (2016年11月16日 18時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 夢主さんは頼りがいがありますね。沖田君とセットだと鬼に金棒な感じがします(笑) (2016年11月16日 17時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 恋雪さん» コメント、有難うございます!!そうなんです...最近は疲れが...( ̄▽ ̄;)なので「後でやり直せばいいかぁ」と思ってしまうんですよ(苦笑)ですが、指摘して下さり有難うございます!!近いうちに直します!! (2016年11月12日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2016年11月6日 22時