〈第零伍漆話〉 期待(番外編) ページ17
これは、まだ千鶴とAが
屯所に滞在してそんなに日にちも
経っていない時の話である...。
千鶴が、土方の命令により
部屋に引き篭もってろと言われてはいたが
彼女の性格上、せめて屯所の造りを知りたいと思ったのか、障子をそろりと開けようとする。
A:「...千鶴、何してるの?」
流石にAは千鶴が何をしようとしてるのか余り理解出来なかった為、本人に聞こうとした。
千鶴:「う、うん...お世話になるんだし、せめて屯所の造りを知っておこうかな...って思って...。」
千鶴が障子を開け、部屋を出た所で...
A:「...あ、ちづ「千鶴じゃん!!何してんだよ?」...(v_v`)ハァ……。」
Aは、優れた聴覚により“平助が来る”と伝えようとしたその矢先に藤堂が先に来た為、言えなかった。
千鶴:「きゃぁぁぁ!!(“他の隊士にバレないように慎重に”って思ったそばから!!)」
“斬られる”と、思った千鶴は平助にすぐに
「すみません!!」と言って謝る。
A:「(うわぁ...綺麗に腰が曲がって...)」
千鶴:「ちょっと屯所を見て回ろうと思ったんだけど...も、戻るね...(怖い)」
この時の千鶴は、“新選組は人斬り集団”と
京の町の人達が話していた為、恐れていたのだ。
平助:「『戻る』って...部屋にか?」
千鶴:「うん...やっぱり今みたいに、他の隊士さんに見つかったらまずいもんね...平助君だったから良かったけど...。」
平助:「まぁ、そうだけど...( ̄▽ ̄;)」
A:「(千鶴...平助に少し失礼な言い方をしたよな?(苦笑))」
平助:「あっ、いい事思いついたぜ!!」
平助は、ポンッЗ と手を打つと...
平助:「俺が案内してやるよ!!」
千鶴:「え、で、でも...」
平助:「お前一人じゃアレだけど、俺と一緒なら誰かに見つかっても大丈夫だろwww」
千鶴:「それはそうですけど...平助君の手を煩わせてしまうんじゃぁ...。」
平助:「全然!!そんな事気にすんなよwww」
千鶴:「.../////」
A:「(...あらぁ?千鶴のこの表情ってもしかして...(。-∀-)ニヤリ)」
平助:「A!!お前も一緒に来いよ!!」
A:「......。」
平助/千鶴:「「......。」」
A:「...分かった(苦笑)」
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紫緑(プロフ) - テスト頑張って下さいね。その劇薬はいらないけど今後も新撰組と半妖と千鶴の話楽しみにしています (2016年11月28日 10時) (レス) id: 2d904fce6d (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - テスト頑張ってください!変若水待ってます!(о´皿`о) (2016年11月28日 6時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 総ちゃんさん» コメント、有難うございます!!沖田さんと夢主さんとの二人での戦闘を書きたいのですが...中々上手く出来ないんです(苦笑)ですが、頑張ります!! (2016年11月16日 18時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
総ちゃん - 夢主さんは頼りがいがありますね。沖田君とセットだと鬼に金棒な感じがします(笑) (2016年11月16日 17時) (レス) id: 725f51c669 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 恋雪さん» コメント、有難うございます!!そうなんです...最近は疲れが...( ̄▽ ̄;)なので「後でやり直せばいいかぁ」と思ってしまうんですよ(苦笑)ですが、指摘して下さり有難うございます!!近いうちに直します!! (2016年11月12日 16時) (レス) id: 85b919e22e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弓 桜 | 作者ホームページ:http://hakuoukiyumizakuraMakoto&shinsengumi
作成日時:2016年11月6日 22時