愛があれば【ホークス】ⅱ (ページ14)

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酔っ払いはさすがにページ14

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だらしなく欠伸を噛み締めながら、夜道を歩いていると何かが落ちる音

しかも一度や二度ではない

何か叫び声のようなものも聞こえるがはっきりとは分からない

『なになに、こんな時間に

まさか酔っ払いじゃないよね…？』

酔っ払いのあしらい方は流石に知らないよー…、

進行方向の反対側からすれ違う駆け足の男女は怯えたような、困惑したような表情をしていた

「…もっとｯ！」

ドンッという鈍い音と共に落ちてきたのは緑色の物体

『あらら、…もしかして緑谷くん？』

「そ、その声はレプリカ！？何で此処に！？」

『不審者が出ないようにパトロール中

って言っても、もう終わりだけどね』

時間的に他のヒーローと交代の時間だ

『緑谷くんはどうして此処に？明日学校は？』

「あっ、いまインターン中なんです！」

『インターン？』

いまいちピンと来ない言葉に首を傾げる

「職場体験みたいな感じです！」

『へー！』

体育祭の指名はこのインターンの為でもあるらしい事を緑色くんは丁寧に説明してくれた

「レプリカは誰を指名したんですか？」

『いや、誰も指名してないよ』

「え？」

『え？』