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とある少女の昔話 ページ20

「A…」



誰かが私を呼ぶ声がする



「A…ッ」



あれ、懐かしい声…



「A!!」



この声…知ってる



薄ら目を開けると…そこに居たのは






「やっと起きたのね…家に帰ったら寝ていたから…疲れたのね」

いつも居ないはずの母がいた

『お、お母さん…お仕事は…ッ?!』

てか、私…コナンの世界にトリップして…
赤井さんと買い物して…それで………

全部…夢?だったのかな…

母「ぼー…っとしちゃって!ほら、今日はお母さんがご飯を作るから!お父さんもお兄ちゃんももう帰ってくるわ」

『…ッ!ほ、本当に?今日…皆でご飯食べれるの…?』

母「ええ、そうよ」





1人でご飯を食べなくていいのは…何時ぶりだろうか

母は医者、父は警察官、そして、兄も父に憧れ警察官であった私の家族

皐月一族は所謂、エリート?家族と周りから言われていた

エリートになるつもりはなかったのだが…皆が好きな職に着いたらこうなったのが、事実である(真顔)



ガチャ…

母「あら、お父さんかしら…?」

玄関のドアが開く音がした

『お、お父さん…!おかえりなさい!』

玄関に急いで駆けつけると、そこには疲れた顔のした父がいた

でも、私を見ると…父は笑顔になり

父「…久しぶりだな、A…こんなに大きくなって、今日は皆でご飯を食べよう」

そう言うと、父はリビングに向かった



凄く幸せだ…口元が思わず緩む

『こんな時間が…続けばいいのに…な』



明日も

明後日も

ずっとずっと



こんな時間が、続いてほしい





『独りぼっちは、寂しいから…ッ』



視界が霞んでいく

嗚呼、私泣いているのか…



泣いているのが解った後…睡魔が襲ってきた

『此処で、少し壁にもたれてお兄ちゃんを待とうかな…』



お兄ちゃん、早く…帰ってきてね









その後、もう一度私は寝てしまった

夢の中だけの幸福と、知ってしまえば辛いモノ→←最近、心の中が荒れてない(そういいながらそのうち荒れる人←)



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夢桜(プロフ) - 片寄桃花さん» コメント有難う御座います!返信遅くなってすみません…(;´Д`)更新は遅くなりますが頑張ります! (2018年4月26日 23時) (レス) id: 30b658bdf4 (このIDを非表示/違反報告)
片寄桃花(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください! (2018年4月24日 18時) (レス) id: 8623593aca (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 美幸さん» ご丁寧に教えて頂き有難う御座います!m(*_ _)m (2018年4月9日 21時) (レス) id: dae9ff352a (このIDを非表示/違反報告)
美幸(プロフ) - セクシャルハラスメントですね (2018年4月9日 5時) (レス) id: bf63ccd8a9 (このIDを非表示/違反報告)
夢桜(プロフ) - 漫画大好き少女さん» コメント有難うございます!夢主の外面と内面の差は、実は…作者、夢桜そのままですw私が日常で内心叫んでる事とか書いてますw(ボケとツッコミを独り極めている人←)面白いと云って頂けて幸いです(´˘`*)これからもテンション高めで更新頑張りますw!! (2018年3月29日 8時) (レス) id: dae9ff352a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢桜 | 作成日時:2018年3月18日 11時

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