浪花総合医療センタージャニスト/なにわ男子/関ジュ (ページ9)

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Ⅶ ページ9

重岡「次の部屋の安心感凄いで」

A 「どうゆうことですか、？」

神山「まぁ見たらわかるわ笑」

『205』

ｶﾞﾗｯ＿＿＿

扉を開けると男の子が2人ちゃんとベッドに入って

勉強していて

もう1人の男の子は少しつまらなそうに頬を膨らませていた

重岡「二人ともやっぱ偉いな～」

？「当たり前やんか笑」

？「あの人誰？？」

と1人の男の子が不審そうに私の方を見た

重岡「じｬｯ紹介するで～この人は今日からここで働く小林先生や」

A 「小林Aです!よろしくね｣

しっかりしていそうな2人は自分から自己紹介してくれた

良規「うん。僕は正門良規。11歳だよ。よろしくね先生」

A 「うんｯ」

先生って言われてとても嬉しくなった

すると重岡先生が私の耳元で囁いた

重岡「良規は劇症肝炎。全体の中でも結構新入りの方なんよ」

私は黙って頷いた

真鳥「僕はｧ林真鳥ｯ!良規と同じで11歳」

A 「よろしくね-」

真鳥くんと目線を合わせようとしゃがむと重岡先生がまた囁いた

重岡「真鳥は頭蓋咽頭腫。真鳥の親めっちゃ有名人やねん…そのプレッシャー」

重岡先生は話の途中で立ち上がった

重岡「誠也～来いや」

さっき頬を膨らませていた子が部屋の隅から動こうとしない

神山「小林先生は大丈夫やから。な？」

誠也くんはこくりと頷いてその場で言った

誠也「僕,末澤誠也ｯ。9歳。後は…」

誠也くんが考えていると重岡先生が茶々を入れた

重岡「誠也！じゃあいつものやれ？笑｣

誠也「えーｯ…と｣

神山「頑張れ」

誠也くんは急にぐんと姿勢を伸ばした

誠也「この病院の “聖夜” ですｯ」

重岡「誠也ぁよくやったで！」

誠也くんは重岡の膝にちょこんと座った

すると隣で神山先生が囁いた

神山「誠也は小児不整脈。あと昔人が殺されるとこ目撃してもうて…時々フラッシュバックしてまうねん」