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陸「14話 狐と蛇」 ページ15
ここは妖が住まわう灯夜街に一軒
九尾の狐が営むラーメン屋があるそう
そこに住んでる蛇の妖怪が居るそうです
九尾(天)「オロチ、毎日それしてて飽きないのかい？」
「飽きないさ、手入れは欠かすなんて有り得ないし」
九尾(天)「まったく、看板娘としてやるかい？」
「お？良いよ？別にだけどね？九尾さんよ」
九尾(天)「なんだい？」
「この拘束してる花弁どうにかしてくれない？」
九尾(天)「ウチの可愛い可愛いオロチにそんな事させる訳ないだろう？」
「じゃあ、何で言ったし」
九尾(天)「言ってみただけだよ」
「ほんと、九尾は矛盾者なんだから」
九尾(天)「久しぶりに2人きりなのに随分冷たいね」
「はいはい、てか僕と九尾はそう言う関係じゃないしさ、僕としては鬼火に会いたいさ」
九尾(天)「あの子と私どっちが大事なんだい？」
「え、両方。選べないしﾎﾞｿｯ」
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作者名：夢咲みな | 作成日時：2022年5月17日 22時
