哀しい運命に儚い光は当る (ページ2)

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一雫目ページ2

sidei無一郎

僕達は産まれて5年経った頃
親が事故,死と病気で亡くなった
親戚は居ない
残されたのは僕と片割れの兄さんのみ

「にいさん…さむいよ…」

有「あんしんしろいまあたたまるほうほうさがすから」

僕達は行く宛てもなく…ただ道を彷徨ってた
僕達はこれからどうすれば良いのか分からなかった

「にぃさんぼくたちずっとこのままなの…かな？」

有「そんなわけ……ない…だろ」

僕達は2人土手の下で固まって居た…

「に……にぃ…さん…」

有「むい……ちろ…う」

泣きそうになった…其の時

？「おや？きみ達どうしたのですか！この雨の中…」

僕達は声の主の方に眼をやった

有「おねぇさんだれ？」

「おねぇさんだれ？」

兄さんも同じ事を考えてた

？「私は偶通って声がする方に来ただけですよ」

綺麗なお姉さんだった

？「えっと、お家や御家族は…？」

有「ここに…いればあんぜん…」

「ぼくたちおや…いない」

？「！」

お姉さんは驚いていた

？「とりあえず寒いでしょう？えっと」

有「おれは、ときとうゆういちろう」

「ぼくは、ときとうむいちろう」

？「無一郎くんと有一郎くんですね、行く宛て無いならとりあえず家に来ますか？」

「「！！」」

有「いい……のか？」

「いい…の？」

？「ここよりかは暖かいと思いますよ来ますか？」

2人「「いく！」」

僕達は考えなく直ぐに答えた
この人と出逢ってなかったら
僕達はここで死．んでた