黒鶴は一刀の女の子には過保護の様で (ページ15)

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第13輪ページ15

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フラワーと鶴丸だけは冷静で聞いていたが
他の者はざわざわし始めてた

クロウリー「なんですって!?」

闇の鏡【この者から魔力の波長が一切感じられない、色も、形も、一切の無である、よって、どの寮にも相応しくない！】

魔力…ねと思ったフラワーと鶴丸は真顔で見ていた

クロウリー「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんて有り得ない！生徒選定の手違いなどこの100年ただの一度も無かった筈。一体何故…まぁそれは一先ず置いておいて、次はあなた方ですよ」

「分かった、行くよストーク(鶴)」

鶴丸「あぁ、ルア(フラワー)」

フラワーと鶴丸は夫々フードを取り闇の鏡の目の前に
立ち夫々の名前を言った

「ルア・ランテ」

鶴丸「ストーク・カントリー」

闇の鏡【汝らの魂の形は……全ての寮にも相応しいだろう、お勧めはハーツラビュル寮だ、どうだ？】

二人は目を見合わせて向き直り

二人「却下」

闇の鏡【そうか、好きに選ぶが良い】

「基そのつもり」

鶴丸「だな、この子をキミに品定めは無理って事さ」

闇の鏡【貴様らは……じゃないのか？】ﾎﾞｿｯ

「それ以上は言わないで」ﾎﾞｿｯ

闇の鏡【慎む】