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第99話 ページ11

私は今でも忘れる事のない話しを
振り返っていたら時雨が来た

時「お姉ちゃん!お風呂出たよー!」

今は私にとっての大事な弟の様な存在
時雨は何時も一緒に寝てる

フ「おいで時雨髪とかしてあげるから」

時「はーい!」

そう笑顔で私の目の前に座った
時雨の髪を優しく櫛でとかしてあげてると
昔の陸にぃや天にぃを思い出してた

時「お姉ちゃんありがとう!」

フ「ふふっ、全然いいよ」

とかし終わった、髪型も何処か天にぃ達とそっくり
私はそれを見て微笑んだ

時「お姉ちゃん?」

フ「?」

時雨は悲しそうに私を見てきた
何故だか昔の私の様に見えた

時「お姉ちゃん悲しそうな顔してたから」

フ「ごめんね、あ!そうだこの本あげる!」

これは昔陸にあげた本と似た物

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作者名:夢咲みな | 作成日時:2022年4月1日 23時

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