第9話 ページ11
sidei???
台風?こんな時期に……傘居るよねそれから…
?「?なんだろうテレビに映って………」
『こちら、台風の影響で全線運転停止している渋谷駅から、現在の模様を中継しております!』
『駅前の広場はご覧のように、電車の再開を待つ乗客たちでごったがえしています!』
『その中で、ええー、バンドですかね?元気のいい歌声が響いています!』
?「……この声って……。」
?「台風だっていうのに……何してるの、あのバカ…」
sidei陸
陸「ん……」
天「目が覚めた?」
陸「天にぃ……何でここに……」
天「陸を心配して来たんだよ…駄目じゃないか、無理をしちゃまた長期入院になっちゃうよ」
陸「あ……」
天「今日は何が見たい?オズの魔法使い?真夏の夜の夢?ベッドから出られない陸の為に、ボクがファントムにも猫にもなってあげるよ。何が聞きたい?何が見たい?」
陸「天にぃ、オレ……天にぃと同じものを目指してるんだ。今はオレも歌って踊れるんだ。だから……。」
陸「……天にぃ……?」
天「そこで見て。そこで聞いていて。だって陸はそこから一生出れないでしょう?」
陸「待って!天にぃ……!」
天「陸。ボクはあの人に付いて行くから」
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作者名:夢咲みな | 作成日時:2022年2月18日 19時