名 ページ9
綺麗な人だ…
「ﾁｯ…命拾いしたわねアンタ！」
「あら。そんな口がきけますの？」
すると、源五郎は胸ポケットから小型のレコーダーを取り出して再生ボタンを押した。
『あなたどういうつもり？』
『な、なにが…？』
「っ…！」
「理解したのなら私の視界から消えることをお勧めしますわよ」
「…っ」
そして女子生徒たちは走り去った
「助けていただいてありがとうございました源五郎さん」
「ふふ、いいのよ気にしないで、私川尻までが名字なのよ紛らわしいわよね
貴方お名前は？」
「あ、ごごめんなさい源五郎川尻さんわたしは夢乃Aです！」
「貴方が噂の転校生ね、ふふ.よろしく」
「そんな、噂なんて…」
そんなに有名になってるの！？
「そういえば、お昼はまだなのかしら。良ければ一緒に食べませんこと？」
「食べたいです！もうお腹ぺっこぺこで！」
「ふふ、良かったわ。私も1人でこの量はどうしようかと思っていましたの」
そう言って源五郎川尻さんは重箱を取り出した。
「ご、豪華ですね…」
「そうでもないわ、でも量が多くて食べきれないないの。いつもはIkmnの方々が食べてくださるのだけれど…」
「Ikmnって何ですか？」
「あら、ご存じなかったの？貴方は全員とお知り合いだと思うわよ(クスッ)」
「？それってどういう、、」
「余計なこと言うんじゃねぇよ川尻」
「あら、噂をすればなんとやら。そして私の苗字は源五郎川尻ですわよ」
あ！この人！
「兜布丸山サンダーX志朗！」
「なんでフルネームで呼んでんだ…つか名前教えたっけか」
「白井墨さんが」
「ンのお喋り……勝手なことすんな」
そう言いながら兜布丸山が後ろを振り返ると
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：S子H美 | 作成日時：2019年3月19日 23時
