出会い ページ2
mark side
彼女の初めての印象は、今にも消えてしまいそうな天使だった。
僕はオーディションに受かり、カナダから1人韓国にやってきた。両親を安心させたいと思い決意してきたけど、ここでやっていけるのかすごく不安だった。
事務所を案内されて、これから練習生としての生活が始まる。少し息をつきたくて歩いていると、人通りのほとんどない廊下に座り込んでいる女の子を見つけた。
長い髪の毛で顔が隠れており、表情が読めない。
でも、泣いているような気がした。
体調が悪いのかな、声をかけない方がいいのかな、と迷っていると、彼女は急に顔をあげ立ち上がった。
［だめだめ、切り替えて。］
にほんご？
なんて言ったかはわからなかったけど、彼女の涙を見て声をかけたくなった。
「あの、大丈夫ですか？」
［えっ、あ、『だいじょうぶです。わたし韓国語あまりできなくて、』
「僕はマーク。君は？」
『初めまして。Aといいます。』
話してみると彼女は日本人で、韓国語の聞き取りできても話すのがまだ難しいみたい。でもジェスチャーや英語、彼女が携帯に入れていた翻訳アプリを使って話せば問題なく会話はできた。
『じゃあマークさんは私の一個上なんですね。』
「事務所で最初にできた友達だしタメにしない？」
『友達、、。いいんですか？あ、いいの？』
「www」
「これからよろしくA。」
『こちらこそ、マーク。』
これが僕たちの出会い。
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naana(プロフ) - ドリーさん» ご指摘ありがとうございます。対応いたしました、失礼致しました。 (3月3日 21時) (
レス) id: f7064fdcac (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (3月3日 21時) (レス) @page1 id: 64f588d139 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naana | 作成日時：2024年3月3日 20時
