パパと娘のほんわか毎日【黄】

おふろ ページ14

Aside


夜ご飯を食べ終えて、そろそろ、おふろの時間。
パパと入るおふろは、いつも気持ちいいの。

だからわたしも、あったかいおふろだいすき！


「パパ、おふろ〜！」


る「うん、お風呂行こうね」


わたしは、パパと一緒にパジャマとタオルを持っておふろへ行く。


「ふぅ〜……」


る「A、お風呂気持ちいい？」


「うん！ 気持ちいい！」


学校で、はやい子はもうひとりでおふろに入っている子もいるけれど、パパは心配性でAがおふろで何かあったらって思う気持ちが強いんだって。

だから、Aはまだ毎日パパといっしょにおふろに入ってるの。


おふろって、あったかい……！
思わずわたしは目を閉じて、ゆぶねのふちに突っ伏した。


る「ぶくぶく溺れたら危ないから、寝ちゃダメだよ？」


パパはそう言いながら、Aのほっぺをつんつんしてきた。


「んー……」


体やかみの毛を洗って、シャワーで流して、
パジャマに着替えて。

パパにドライヤーで、かみの毛を乾かしてもらって、水分補給のために水を飲んだ。


る「パパもうちょっとお仕事があるから、Aは学校の支度をして、もう寝てようね」


「うん！ おやすみなさいパパ」


る「おやすみA」


わたしは、ランドセルの中にきょうかしょとノートと筆箱を入れてから、りいぬくんにもらったリスのぬいぐるみと一緒に眠った。

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