ミラクルスイーツを作ろう！【夢色パティシエール】 (ページ10)

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休憩ページ10

い・私「ありがとうございました！」

お団子とおせんべいを買ったおばあさんが、お店を出て、わたし達は休憩という形になった。

祖父「千乃介、そして皆さん。すまないねぇ」

安「じいちゃん達、ケーキとか食べられそうかな？」

百「百絵もケーキたべたい！」

足元で、百絵ちゃんがそう言った。

祖父「ああ。千乃介が作ってくれたスイーツは食べたいからなあ」

安藤くんが箱から出したのは優しい緑をした、くるくる山のモンブラン。

安「僕が作った、抹茶のモンブランだよ。じいちゃん達にぜひ、食べてもらいたいな」

祖父「これは、甘くて美味いなあ」

母「ええ。とても美味しいわ」

抹茶のモンブランを頬張り、ほろほろっと微笑むおじいさんとお母さん。

い「百絵ちゃん、苺のスイーツが好きなんだっけ？」

百「うん！百絵、苺すきー！」

い「じゃあこれがいいかな！」

「わあ〜、苺のタルト！」

いちごちゃんは、百絵ちゃんに苺のタルトをあげていた。

一太くんも、抹茶のモンブランを黙々と食べている。
でも手を見てみると、すごく進んでいるな。

嫌いなものだと、あんなに手が進むわけないよね。

気に入ってもらえて、よかった。