【ONEPIECE】何も知らない私がワンピの世界に飛び込むと (ページ10)

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第九話ｰサンジsideｰページ10

ゾロ「お前、なんか変だぞ」

洗い物をしていると急に煽られた

サンジ「あぁ？やんのかクソまりも」
ゾロ「あぁ！？…いや、そう言うことじゃねぇよ」
サンジ「なんだよ」
ゾロ「お前、女相手だとすぐ下心出すくせにアイツ見た時からいつも通りで調子狂うんだよ」

そんな事か

サンジ「大したことじゃねぇよ、あってもお前には言わねぇよクソまりも」
ゾロ「だからまりもっつーなよな！！！」

そんなのただ一つ
俺はあの子が普通じゃないと感じているからだ
住む世界が違う、なんか、うまく言える訳じゃねぇけど
あの子がただの遭難者だとは思えなかった

もしかしたら他の海賊団のスパイかもしれないし

ルフィとナミさんには悪ぃが、あの子を少しばかり警戒している
喋っていた時不思議だったんだ

”トラ男さんはどうしてサニー号に？”
”トラ男さんは自分の船があるんでしょう？”

なんで普通の市民がサニー号の名前やハートの海賊団のこと知ってるのだろうか
大体はトラ男本人の情報くらいしか知らないはず

俺は怪しさを汲んで

あの子と仲良くするフリをして、監視すると決めたんだ

…別に、歪んだ感情じゃねぇよな？