【ONEPIECE】何も知らない私がワンピの世界に飛び込むと (ページ23)

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第二十二話ｰサンジsideｰページ23

ルフィ「あー！トラ男やっと来た！！」
チョッパー「おせぇぞー！トラ男ー！」
ロー「騒ぐな、やかましい」
ゾロ「まぁそう言わずにオラ、食え！」
ロー「んごっ…！？」
ルフィ「だはははは！！！トラ男変な顔ー！！！」

サンジ「……あれ？」

おかしい、Aちゃんがいない……さっきまでブルックと話してなかったか？

サンジ「おいブルック」
ブルック「なんでしょうか？」
サンジ「Aちゃんとさっき話してなかったか？」
ブルック「彼女なら先程酔ったと仰って外に出られましたよ」
サンジ「そうか……心配だから俺様子見てくるわ」
ブルック「その方が良さそうですね、頼みましたよ！ヨホホホホホ」
ロー「あっ、黒足屋……！」
ルフィ「トラ男ー！！」
チョッパー「早食い対決しようぜー！！」
ロー「ちょ、お前らいい加減に……！」

後ろで何か騒いでるけど、無視しとこ
それにトラ男はルフィ達が居るからここには来れないだろうし、今のうちに俺だって……

ｷｨ

サンジ「……？」

Aちゃん、一人で誰と話してるんだ……？

「私も…！会いたかったよ！！」
サンジ「！」

そこに立っていたのは、俺たちといる時には絶対見せない顔をしたAちゃんだった
まるで、好きな男と一緒にいる時のような…清々しい笑顔

でも

なにしているんだ……
そこには誰もいないのに、身を乗り出したら…！

「…え」

無抵抗に海に投げ出されそうになるAちゃん

サンジ「くっ……！！間に合え……！！」

俺は必死な思いで彼女の腕を掴かもうとした