【忍たま】あいつがリア充になりやがった【尾浜勘右衛門】

5話目 ページ24

A視点


自室に駆け込みピシャリと戸を閉める。力が抜けたようにその場に横たわり蹲った。

｢〜〜〜〜ッ｣

自分が情けなくて涙が溢れる。
本当に最近変だよ私。何であんなキツく言っちゃったんだろう。
勘ちゃんは必死に否定してたのに私は聞く耳を持たず、自分の感情をコントロールできなかった。

どれくらい時間が経ったのか分からないけど、私は仰向けになり暫く天井を仰いだ。


冷静になって考えてみれば、あれは任務で使用するものだったのかもしれない。風流で取り入る術に使えるんだ。
任務であれば他人に漏らすことは出来ないもんね。だから勘ちゃんは言えなかったんだ。


もし任務でなかったとしても、勘ちゃんも年頃の男の子だ。女の子よりもそういうのには興味あるものだよ。一々クヨクヨしてられない！

(よしっ)


まずは気分転換も兼ねて湯浴みしてこよう。

私は起き上がり早速準備に取り掛かった。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

湯浴みから上がる頃には夜も更けていて、この日は軽く柔軟したり歯を磨くなど寝る支度をして寝た。

＿＿＿明日謝れるといいな。

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