【忍たま】あいつがリア充になりやがった【尾浜勘右衛門】

3話目 ページ3

こんにちは。五年い組で学級委員長をしています尾浜勘右衛門です。

五年生になって、やっと念願の彼女が出来ました。
もともと、くのたまのAとは仲が良かったんだ。いつの間にか好きになってて、付き合えたことをあいつらに報告したら質問攻めされたよ...。


Aは、イタズラで三郎が俺に変装していても、すぐに分かるんだ。三郎が、どうしても勘右衛門の変装は見破られるって悔しがってた。俺と並んでも、どっちか分かるんだもんなぁ。
ふふん、流石俺の彼女。

逆も然り。俺がAと三郎の変装を間違えたことは一度だってない。

誰にも俺たちの仲は裂けられないってね！



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こんにちは！くノ一教室五年生のAです。

五年生になって、勘ちゃんとお付き合いをしています。くのたまの友人には、｢おめでとう！お似合いだよ！｣｢あのうどんと！？｣とか言われたっけ。

私といる時の勘ちゃんは、策士だし、Sっ気あるし、変態だけど、
昼餉を一緒にとってる時＿＿＿



｢(うげ、今日のA定食、私の嫌いな野菜が入ってる...。なんで気づかなかったんだろう。残すことは絶対に出来ないし、うーん...)｣

尾浜｢なあA、それ俺にくれないか？好きだし、食べ足りないんだ｣

｢そうなんだ！あげるよ、どうぞ！｣

尾浜｢ありがとう！｣


ってことがあったんだ。
勘右衛門、私の嫌いな野菜を察してたみたい。言ったことなかったのに...表情に出すぎてたのかな。

こんな風にさり気ない優しさもあって、ますます好きになっちゃう。

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