3話目 ページ12
竹谷視点
「なんかA、母親みたいだな」
勘右衛門とAの様子を見てそう思った。
A「そうかな」
久々知「うんうん。優しい眼差しだもん」
鉢屋「それにしても、勘右衛門はAのことどう認識してるんだろうな。彼女って言っても理解できないだろ」
おほー、三郎冷静だな。
A「あー、どうなんだろう」
抱っこされている勘右衛門はAを不思議そうに見上げている。
不破「勘右衛門、Aのこと好き?」
「直球だな!」
尾浜「うん!おれAのこと大好き!お嫁さんにするんだ!」
...なんか、勘右衛門だけど小さいから、純粋に可愛いと思ってしまう。もういっそこのままでいいんじゃないか?((
次の瞬間
ちゅっ
A「...へっ」
勘右衛門がAの頬に口付けた。
尾浜「口にするちゅーは待っててねっ」
A含め、俺たちは硬直した。
え?
鉢屋「へぇ...」
三郎は顎に手を当てて感心したように勘右衛門を見ている。
久々知「...なんだか」
不破「普段の勘右衛門みたい」
幼児でも勘右衛門は勘右衛門か。
「おーい、A大丈夫かー?」
未だに固まっているAに声をかけたが「は...はい...」と気の抜けた返事しか返ってこない。どんだけ動揺してんだよ。
勘右衛門はというと甘えるようにAに抱きつき胸に顔を埋めた。
は?
A「おっと、勘ちゃんどうしたの?」
その様子に気づいたA。
いやいや、呑気に頭撫でてるバヤイじゃないだろ。
尾浜「.........(ニヤリ」
あ"あ?
勘右衛門のやつ、俺らの方を向いてAには見えないようにドヤ顔しやがった!
「<あいつ本当に幼児かよ!?五歳くらいなんだろ!?>」
久々知「<そうとは思えないくらいゲスい顔>」
不破「<見せつけてくれるね>」
鉢屋「<あの顔ムカつく>」
Aに気づかれないよう矢羽根で会話する。が、俺たちからは黒いオーラが出ているだろう。
前言撤回。
こいつ全っ然可愛くねぇ。
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西 - この方角に福があるはずです
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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️めっちゃこの物語良き過ぎます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新されるのを楽しみにしています(*^^*)🎵𓈒𓏸 (2022年9月22日 12時) (レス) @page26 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
gaotianguosui(プロフ) - この小説とても面白いです。続きを待っていますので早くみたいです。 (2022年8月28日 22時) (レス) @page26 id: 491ef9371f (このIDを非表示/違反報告)
М葉(プロフ) - ユリリンさん» コメントありがとうございます!きっかけは書こうと思ってます。ご期待に添えるか分かりませんが、自分なりに考えて書かせていただきます...!! (2020年10月9日 20時) (レス) id: fe59eeca2d (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン(プロフ) - はじめまして!楽しそうな小説ですね。勘右衛門と夢主の付き合うまでの馴れ初めや好きになったきっかけ等がきになります。健康に気をつけて更新してください。楽しみにしています。 (2020年10月9日 9時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:М葉 | 作成日時:2020年10月8日 17時