そうか。私の愛犬って悪魔だったのか。[完結済] 【魔主役】【kn】

取り敢えず豚さんが苦労人なのはわかった ページ6

え？つまり今日からあの豚さんと暮らすん！？
家族とかには許可取ってあるん？？

「トントン一人暮らしやで。」

「心読まんといてくれる？」

キンさんは何か心を読める魔法でも使ってんのか。

「魔法なんか使わんでもご主人の考えてることくらいわかるよ。」

「ひぇぇ……あ、あのぉ、トントン？さん？」

「……何ですか？」

あ、目が合わない。ワンチャン同族？

「大丈夫なんでしょうか？」

「まぁ、俺しかいないですし...こっちの勝手で、連れてきてまった訳ですし。」

「じゃあ……よろしくお願いします？」

「トントン！ご主人に手ぇ出すなよ！！」

耳元で叫ぶな。鼓膜破れる。

「いや出さんわ！」



ぎゃいぎゃいと話してる。
離れといた方がいいな。鼓膜が死ぬ。


部屋の隅っこに行こうとすると、誰かに手を掴まれた。

「お嬢さん。初めまして。あの、えっと、今度お茶でも……」

さっきのタバコの人だ。なんや最初はすごいスムーズやったのに
私が振り向いた瞬間キョドり始めたぞ。
大丈夫か？イキってもいいことねぇぞ？？

「おいシャオロン、見ろぜ。あの大先生が女の子相手キョドってるぜ。」

「面白いもん見たなぁ。弄りに行くか？」

「当たり前よ！」

大先生。と呼ばれる人の奥で、フードの人と、陽キャが話してる。

「あれれれれれ？？？UTU48を誑かしているという大先生が一人の人間相手にキョドっておりますぞ？ゾムさんや。」

「これは面白いですなぁシャオロンさん。」

そう言って笑いころげてる。煽りが上手いなぁ。

「あ、あのぉ大丈夫ですか？これ。」

「まぁ、うん。いつもの事だよ。」

いつもこんなことしてんのかよ。

家(仮)に帰るんだって。→←魔界とか漫画だけの話やろ！！

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