トントンさんの気遣いに感謝 ページ39
───────kn side──
「あれ、なんでやろ。おかしいな、」
そう言って目を擦るご主人に淡い期待が生まれる。
もしかしたらご主人も俺のことが好きなんやないか。
やったらええなぁ...
「...その相手な、ご主人知っとるか分からんけどまぁそれなりの名家の令嬢なんよ。
そいつ、入学してからずっと俺に付きまとって、告ってくるんよ。」
「!...その子ってさ、」
ある程度落ち着いたのかご主人が声を出した
「もしかしてエナレちゃん?」
「な、知り合いなん?」
出そうとしてた名前を出され、動揺する。
「今日の朝にちょっとね。」
「は?なんかされたん?」
かなり低い声を出してしまった。ご主人怖がっとらんよな、
「や、違くて、えっと、キンさんと付き合う手伝いをして欲しいって言われただけだから。」
「あいつ...何回も付き合わん言うとるのに。」
そんなことよりさっきからご主人がよそよそしい。
「なぁご主人、俺なんかした?」
───────A side──
「なぁご主人、俺なんかした?」
「え、な、なんで、」
図星を突かれてちょっと焦る。
いや、図星というか、嫌われたくないというか、
「話してや。それとも、俺にも話せんことなん?」
「う、」
この野郎私がその目に弱いの知ってる癖に。
「いや、さっき私の思い違いって分かったし。なんでもないよ」
「じゃあその喋り方やめてや。いつもみたいに話して。」
「わ、分かった」
「ん。」
ポキポキ♪
私のスマホがなる。
なんだろ。
ロック画面に映し出されたのは、某無料連絡アプリから送られたメッセージだった。
《俺大先生の家泊まるで、話しとって大丈夫やよ。》
トントンさんからだ。
そうだった休み時間にID交換したんだった。
「誰やったん?」
「トントンさん。大先生の家に泊まるんやって。」
「そか。」
「で、続きは?」
「あ、えっとな、俺エナレの事嫌いなんよ。」
すごいド直球に言うなぁ
さっきも思ったけど、悪魔ってそういうもんなの?
それともキンさんが犬やから?
それか単にキンさんの性格?
...まいっか
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
メンバー二人と片方の妹と家族にこの小説バレました〜
調子乗って自慢しまくってたら特定された。
恐ろしい子達。
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セエレ(プロフ) - アンコさん» ああ!!ほんとだすみません教えてくださってありがとうございます!!大好きだなんてもう…ありがとうございます!頑張ります! (2023年5月5日 7時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
アンコ(プロフ) - 大っっっ好きです!更新頑張って下さい。応援してます!!!!(今気づいたんですけどオリ作はずれてないっす!勘違いだったらごめんなさい。) (2023年5月5日 2時) (レス) @page34 id: c83f1d8e6a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» 誰かの裏垢さん、2回目のコメントありがとうございます!!好きなんて言っていただけて嬉しい限りです!! (2023年5月4日 22時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
誰かの裏垢(プロフ) - おおおおお!!!遂に!!凄いですねおめでとうございます!!!この小説めっちゃ好きなのでこれからも頑張って欲しいです!!! (2023年5月4日 22時) (レス) @page34 id: a08d7a8532 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» ありがとうございます!ネタが溢れてしゃーないので更新頻度は割と高めになるかと思われます!応援ありがとうございます! (2023年5月1日 19時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セエレ x他1人 | 作成日時:2023年4月28日 19時