理解者 ページ36
あたりは既に闇に包まれていた。
ご主人、どこやねんっ、、
不意にスマホが鳴った。
「ッチ誰やこんな時に……」
画面を見て俺は固まった。
《親父》
そこにはハッキリと、そう書かれていた。
───────A side──
「なんでウツさんも居るんですか...」
寝てしまっていたようで、目が覚めたらトントンさんの家だった。
まぁそこにトントンさんがいるのは当たり前として、何故この人がいるんだ。
「いや、俺やって何があったか聞きたいし。」
「電話とかで良かったじゃないですか。」
ああんちゅめたい、という彼を他所にトントンさんが口を開いた。
「で、何があったん？ゆっくりでええで、話してや？」
「...はい。」
私は全て話した。
朝、知らない可愛い子から告白を手伝って欲しいと言われたこと、
承諾してからずっと気持ちが晴れなかったこと、
昼にキンさんとご飯食べようと思ったら知らない3年の先輩に陰口を言われたこと、
そこで私と離れたあと、キンさんがイライラしていたのを知った事、
キンさんが女の子に囲まれているのが少し見えてとても嫌な気分になった事、
勝手にキンさんが自分を好きだと勘違いしていた事。
全て話し終わったあと、ウツさんは｢パズルのピースがあてはまった｣
とでも言いたいようなスッキリした顔をしていた。
魔界に来て、まだそんなに経っていないのに。
なんでこんなことに巻き込まれなきゃ行けないんだ。
「Aちゃん、それは、それこそAちゃんの勘違いやで。」
「え？」
「せやな。あいつがAさんのことが嫌いなんて考えられへん。」
ウツさんが言うと、トントンさんもその意見に頷く。
「な、でも、キンさん、イラついてたって」
「それな、エナレちゃんのせいやで」
「エナレってのは多分、Aさんが朝話しとった子やで。」
誰だそいつとなっているとトントンさんが補足してくれた。
「え〜っと、あ、この子やで。」
そう言ってウツさんが私にスマホを見せる。
その子は確かに朝の子だった。
...待って盗撮してんやん？こいつ。
「この子です...けど、ウツさんさすがに盗撮はないと思いますよ」
「ｱｯｯ」
どっから出してんのよその声
「消しといてやって下さいね。」
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セエレ(プロフ) - アンコさん» ああ！！ほんとだすみません教えてくださってありがとうございます！！大好きだなんてもう…ありがとうございます！頑張ります！ (2023年5月5日 7時) (
レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
アンコ(プロフ) - 大っっっ好きです！更新頑張って下さい。応援してます！！！！（今気づいたんですけどオリ作はずれてないっす！勘違いだったらごめんなさい。） (2023年5月5日 2時) (レス) @page34 id: c83f1d8e6a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» 誰かの裏垢さん、2回目のコメントありがとうございます！！好きなんて言っていただけて嬉しい限りです！！ (2023年5月4日 22時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
誰かの裏垢(プロフ) - おおおおお！！！遂に！！凄いですねおめでとうございます！！！この小説めっちゃ好きなのでこれからも頑張って欲しいです！！！ (2023年5月4日 22時) (レス) @page34 id: a08d7a8532 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» ありがとうございます！ネタが溢れてしゃーないので更新頻度は割と高めになるかと思われます！応援ありがとうございます！ (2023年5月1日 19時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セエレ x他1人 | 作成日時：2023年4月28日 19時
