は〜い爆弾投下〜 ページ31
───────kn side──
ご主人と別れて、自分の学年の塔へ向かう。
道行くヤツらが俺を見て話している。黄色い歓声も聞こえる。
あぁ、煩い。
これだからこいつらは嫌いなんだ。
「コネシマさん、おはようございます！！」
またこいつか。
「ええ加減にせえよ。鬱陶しいねん。俺に付き纏うな。」
「エナレ・マレンダ。」
「わぁ！名前呼んでくれてありがとうございます！！」
「...」
マレンダを無視して進む。
エナレ・マレンダ。こいつは引きずられて行った入学式で出会ってすぐ、俺に告ってきた。
《コネシマさん！！一目惚れです！！私と付き合ってください！！》
《財産目当てのやつなんかと付き合うわけないやろ。》
《違います！！ほんとに一目惚れです！！》
それから何回も断っとんのに電話とかで毎日のように告ってくる。
嫌がっとんのが分からへんのか？脳みそ詰まっとらんのか？
心無いとか言われるかもしれんけど実際考えてみろや。
まっっっっっっっっっったく興味の無いブスから毎日毎日告られるんやで？
くっそ鬱陶しいやろ。
他の奴らは
めっちゃ美人やん！ええやん付き合ったれば？
とか言うとるけどお前らご主人に会ったら絶対そんなこと言われへんからな？
ご主人が世界一美人で可愛い。異論なんぞ無い。
───────A side──
結局HR、1限目と遅れてブエル先生に怒られた。
私悪くないし。あのヒロインちゃんが悪いし。
「なんやナレア！どしたん？」
2限目の後の休憩時間、ゾムさんが声をかけてくれた。
「やぁ、ちょっと野暮用があってやってたら遅れてまいました。」
「ナレアちゃんさ、好きな人出来た？」
「はい！？！？」
突然のウツさんの爆弾投下に叫んでしまった。
慌てて口を閉じる。
「...え、なんでですか？」
「や、淫魔の勘？昨日と様子ちゃうな、思て。」
｢え、いやいやいやいやいやいやいやいや、好きな人とか居ないが？勘違いやろ？｣
「ま、僕としてはその方がええけど。」
タバコの煙を吐きながら言う。
せやったこいつ私に惚れてるんやった。
有り難いけどなぁ…うん.....うん。
ってか、キンさん来んな、どしたんやろ。
昨日は終わって五分経たずで来とったのに。
...ま、ええや。キンさんにもプライベートくらいあるやろし。
女子って怖いよね。特に恋する乙女。→←これは集団リンチルートですね
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セエレ(プロフ) - アンコさん» ああ！！ほんとだすみません教えてくださってありがとうございます！！大好きだなんてもう…ありがとうございます！頑張ります！ (2023年5月5日 7時) (
レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
アンコ(プロフ) - 大っっっ好きです！更新頑張って下さい。応援してます！！！！（今気づいたんですけどオリ作はずれてないっす！勘違いだったらごめんなさい。） (2023年5月5日 2時) (レス) @page34 id: c83f1d8e6a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» 誰かの裏垢さん、2回目のコメントありがとうございます！！好きなんて言っていただけて嬉しい限りです！！ (2023年5月4日 22時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
誰かの裏垢(プロフ) - おおおおお！！！遂に！！凄いですねおめでとうございます！！！この小説めっちゃ好きなのでこれからも頑張って欲しいです！！！ (2023年5月4日 22時) (レス) @page34 id: a08d7a8532 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» ありがとうございます！ネタが溢れてしゃーないので更新頻度は割と高めになるかと思われます！応援ありがとうございます！ (2023年5月1日 19時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セエレ x他1人 | 作成日時：2023年4月28日 19時
