なんで女の子ってあんないい匂いするんやろね。フェロモンでも出してんのかな？ ページ29
険しい道を馬車に乗って揺られている。
さっきからキンさんがこっちずっと見てる。
...いつもの事か。
「ん。そろそろ着くで。ご主人。」
「...了解した〜」
い″き″た″く″ね″ぇ″
絶対なんかされるもん。えっ絶対ファンクラブの奴らなんかするもん！！
本当は休みたかったけど転校すぐに休むのはなぁ...
馬車が止まった。学校に着いてしまった。
よし。覚悟は決まった。集団リンチされる覚悟は決まった！！
「ん。降りよか。」
昨日と同じようにキンさんが先に降りて手を差し伸べてくれる。
イケメンがホイホイそういうことしちゃあかんよ。
馬車を見送る。さっきから周りの視線が痛い。やだもう。
「おはよ〜さん。」
「トントンさん！おはよーごぜーます」
「じゃあまた後でな！ご、ナレアさん！」
「いい加減慣れろ。」
そう言って走り去りながら手を振るキンさんは、完全に子犬だ。
「じゃあトントンさん、一緒に教室まで行きましょ。」
「ん。せやね。」
はぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！
さっきから殺気がすごいよぉぉぉ！！
さっきだけにぃぃぃ！！
やだ私殺される。私が死んだらスマホは水没させといて下さい。
そうして殺気に怯えながら教室の近くまで来た時、
「あ、あの！ナレアちゃん、だよね？」
後ろからもんのすごい可愛らしい声に呼び止められた。
何だこの声。マジで天使の声か。
「え、はい。うぉあ」
振り返ると飛んでもない美人がいた。
あれだ。例えるならほら、
夢小説とかによくいる設定詰め込みすぎ夢主だわ。
ほら、100人中1000人が振り返る美少女とか言ってる奴。
ほんとに存在するんだなぁ...
「あ、あのね！ちょっとお話したいんだけどいいかな？」
あれ？死亡フラグの音がしたぞ？
怖いし断るか。
「えっあっ、あっ、良い、ですよ。ごめんトントンさん、先行っといて。」
まぁ断れてたら陰キャなんてしてないんですよね。
「分かったわ。なんかあったら呼んでな。」
「うぃ。」
そのヒロインちゃんに着いてくるよう言われた。
いや、めっっっっちゃいい匂いする！！
え、やば！！女の子ってこんなにいい匂いすんの！？
ちょ、自分臭くないよな！？大丈夫やんな！？
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セエレ(プロフ) - アンコさん» ああ！！ほんとだすみません教えてくださってありがとうございます！！大好きだなんてもう…ありがとうございます！頑張ります！ (2023年5月5日 7時) (
レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
アンコ(プロフ) - 大っっっ好きです！更新頑張って下さい。応援してます！！！！（今気づいたんですけどオリ作はずれてないっす！勘違いだったらごめんなさい。） (2023年5月5日 2時) (レス) @page34 id: c83f1d8e6a (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» 誰かの裏垢さん、2回目のコメントありがとうございます！！好きなんて言っていただけて嬉しい限りです！！ (2023年5月4日 22時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
誰かの裏垢(プロフ) - おおおおお！！！遂に！！凄いですねおめでとうございます！！！この小説めっちゃ好きなのでこれからも頑張って欲しいです！！！ (2023年5月4日 22時) (レス) @page34 id: a08d7a8532 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 誰かの裏垢さん» ありがとうございます！ネタが溢れてしゃーないので更新頻度は割と高めになるかと思われます！応援ありがとうございます！ (2023年5月1日 19時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セエレ x他1人 | 作成日時：2023年4月28日 19時
