5 ページ5
?｢質問に答えろや。何しとんねん｣
｢え、えっと、その、あれですよ。｣
｢(誰か〜助けて〜！この人イケメンすぎるよぉ〜！)｣
｢ほら、私初めてこの国に来てですね、でっかいお城があってスゲ〜って見てたんですよ！
では私はこれで。さようなら〜！｣
イケメンすぎるのもそうだが、殺気というか軽蔑されてる感じの目が怖すぎて適当な言い訳つけて逃げようとした
?｢あかんな。ちょっと来てもらおか。｣
｢きょ、拒否権...｣
?｢は？｣
｢ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ｣
｢(もうやだエーミール助けて。)｣
ちらっとエーミールを覗くと、新しい文字が浮かんでいた。
▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁▁◇◈
コネシマ(21)
W国幹部。人一倍警戒心が強く、懐かせるには時間がかかる。
だが、一度懐けば心強い味方になる。
親からの愛を受けず育ってきたため、慈愛の精神を持って
彼が間違いを起こした時にはきちんと叱ると接すると懐きやすくなる
▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔▔◈◇
｢えっなにこれ｣
?｢何がや｣
｢なんでもないっす聴き逃してください｣
｢(おいエーミールどういうことだってばよ。)｣
今私は両手首を縄で縛られ、大人しく目の前のイケメンについて城の中を歩いている。
｢(この縄きついんだけど...手首痛い...こんな時のための願い能力か。縄よ、少し緩まれ。)｣
心の中で願うと、縄が緩くって手首の締め付けから開放された。
イケメンはひとつの部屋の前で立ち止まった。
?｢グルッペン、怪しい奴が城の前におったから連れてきたで。｣
｢(グルッペン？誰だ。)｣
チラッと部屋の名前を確認する。
〈総統室〉看板にはそう書かれていた。
｢(えっつまり私は意図せず総統に会えると？ラッキー忍び込む手間が省けた。)｣
gr｢入れ｣
｢あっ、失礼します？｣
部屋に入るとそれはそれは美形な男性が二名いた。
1人は先程入れと言った方なのか分からないが、明らかに偉そうな人。
この人も金髪だ。だが目の色は鮮血で染めたような紅だった。
もう1人は赤いマフラーを巻いた黒髪七三分け眼鏡の男性。
明らかに真面目ですよ感出してる人だ。
あれ、この人の髪の毛陽に当たると赤っぽくなる。綺麗すぎんか？
?｢あぁ、やっと到着なされたのですね。A様。｣
｢え？｣
さっきの七三眼鏡イケメンが優しい声色でそう言った。
そのままこちらへ歩み寄ってくる。え、なになに怖い
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セエレ(プロフ) - やろさんさん» どうも、神です。htさんのヤンデレあまり見かけなかったのでちょっと入れてみました！喜んでいただけたようで何よりです！ (7月1日 19時) (
レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - ピーマン体操さん» 応援ありがとうございます！！不定期投稿になると思いますがその分投稿できる時に投稿しまくります！ (7月1日 19時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
やろさん - え？神ですか？神ですね(自己完結)いやーヤンデレ美味しい！最高ですね！ (7月1日 19時) (レス) @page27 id: 5747ddbf8a (このIDを非表示/違反報告)
ピーマン体操 - おもしろい！さいこぉぉ！！応援します！頑張ってください！ (6月29日 3時) (レス) @page22 id: ad329a9019 (このIDを非表示/違反報告)
セエレ(プロフ) - 推し大好きマンさん» あらヤダ久しぶりに帰ってきたら神作なんて言われちゃった。読んでくれてありがとうございます！ (6月6日 21時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セエレ | 作成日時：2023年5月24日 20時
