二十話 ページ20
キーンコーンカーンコーン
授業が終わっり、放課後が始まった。
私達Aチームは３年Ｃ組、グルさんの教室に集まる
傾いてきた日差しが差し込む階段を上り教室へ向かう。
足が重い...
A｢しつれいしまーす！｣
チノ｢真緒マジで小さいやん。え、ここ届く？｣
真緒｢むっ、届くもん！｣
うつ｢届いてへんやーん｣
真緒｢おかしいなぁ〜｣
できるだけ明るい声を張りつけ教室に入る
そこにはいちゃついてる生徒会様方とそれを羨ましそうに見ている一般生徒が。
他所でやれや
適当な席に座り、時が過ぎるのを待つ。
この話し合いの進行は生徒会が教卓の前に立って行うので少しでも視界に入ろうとする健気な女子のおかげで普段嫌われている教卓前はもう満員だ。
仮に付き合えたとしても女子のヘイトのおかげですぐ別れるだろうに。
グル｢では今から演劇祭に向けた放課後会議を始める。全員席に着け｣
生徒会長様から発せられた御声を皮切りに全員が席に着く
その後話し合いは進み行う劇や出演者もほぼ決まった。のだが...
ただ一つの役だけが十分たっても二十分たっても決まらなかった
私たちAチームがやる劇は恋愛もの。
主役とヒロインは一瞬で生徒会長様と女生徒会役員様に決まり
その他脇役もさっと決まったのだが、ただ一つ、悪役だけが決まらなかった
どうやら劇の中とは言え憧れの生徒会長様に嫌われるのは嫌らしい
グル｢...仕方がない。先にほかの役割を決めてしまうか。｣
うつ｢じゃ照明やりたい人ー｣
真緒｢ねぇ待って！、私推薦してもいい？｣
手をあげかけた時可愛らしい声が教室を包んだ。
やめろ余計なことするな。なんかすっごい嫌な予感がする
うつ｢ええけど...｣
真緒｢えっとね、残ってる出演者枠はAさんにやってもらいたいの！｣
オワターーー
嫌な予感バチあてじゃないですかテラワロス
グル｢何故だ？｣
真緒｢えっとねー、前に一回お話したんだけどすっごい優しかったの！私、Aさんと一緒にやりたい！｣
ここで断ったら目ぇつけられるじゃん。
実質一択で草(絶命)
うつ｢なるほど。A？ちゃんはどうするん？｣
ここで断ったら今までの努力が水の泡だ。
ええい、何とかなれ
A｢うーん、真緒ちゃんが言うならやってみます！｣
声を高くして媚びるように答える。
本当に最悪だ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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あずきいろ
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8
おみくじ
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ちょこみんと(プロフ) - mさん» そんな嬉しいこと言われちゃったら編集頑張るしかないですね！！！！！気長にお待ちいただければと思います。わざわざコメントまでしていただいてありがとうございます！！！！！ (4月3日 21時) (
レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
m - ちょこみんとさん» 返信遅れました！ファンです！！特に青鬼の奴が好きです！！ (4月3日 17時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと(プロフ) - mさん» え！？そうです！！まさか私達のことを知ってる人に出会えるとは思いもしませんでした…今嬉しさで心臓凄いことなってます (3月30日 23時) (レス) id: b81e176fb0 (このIDを非表示/違反報告)
m - うわ好き！！あと作者様セエレってお名前でゲーム実況されてたりします..？もし違ったら全力土下座案件なんですが... (3月30日 22時) (レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこみんと | 作成日時：2023年10月18日 4時
