苺の王子様は無理しがち!?part2

〇 ページ28

はい作者通りまーす！
今回ななじぇるは出ません。ごめんね。

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さとみside

俺は駆け付けた後、二人にあった出来事を話した。

そして、これは推測だが、ころんと人物との思い入れのあるものがカギになっているかもしれないと。

二人は何か進捗があったら伝えることと言い、ころんの部屋を出て行った。


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莉犬side

なにか思い入れのあるもの…。うーん…。

あそこ、行ってみようかな。

俺は意志を固め“あの場所”に向かった

ーー移動完了ーー

そこは、俺が初めてころちゃんとあった場所。

あのとき、姿と声が一致しなかったっけ。

こ「こんにちは、もしかして莉犬くん？」

莉「あ、はいそうですけど…って、え？」

俺は確かにころちゃんの声を聞いた。でも、今はベッドで寝てるはずだ。

ｶﾀﾝ

莉「お？」

俺は音のしたカバンを調べた。

さとちゃんの見つけたっていう石に似ている。

莉「…伝えなくちゃ」

俺は急いで形態を取り出し、二人に伝えた。

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るぅとside

ころちゃんと思い出のあるもの…あ！

僕は大切にしまっていたものを取り出した。

それは、僕の誕生日の日にころちゃんがくれた洋服。

勝負服として着ている。

僕はそれを久しぶりに着て姿見の前でクルン、ときれいに回った。

こ「お！るぅとくん似合うじゃん！」

る「まぁ、これくらい…ころちゃん？」

今ころちゃんの声が…気のせい？

ｺﾄﾝ

る「…これは！」

音がした方に行くと、石の破片？が落ちていた。

これ、さとみくんの見せてくれたものに似ている…。

る「急がないと…！」

僕が家を出ようとしたとき、

ﾋﾟﾛﾘﾝｯ

莉犬から連絡があった。

なんて都合がいいんだ。

僕は今度こそ家を出た。

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