苺の王子様は無理しがち!?part2

バレないように… 桃　【鬱＆薬物依存】 ページ3

さとみside

ｶﾁｶﾁｶﾁ…

ｽｰｯ

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…

さ「またやった…」

気が付いたら、俺の腕には何本もの赤い液体が筋になって、床に落ちていた。

俺はその光景を綺麗だと思った。

また手当てしないと…。

ｶﾞﾀｯ

さ「あれ？包帯あと少ししかない…」

ネット通販は……

｛ただいま、メンテナンス中です｝

終わるのが2日後…。

さ「買いに行くしかないか…」

薬はまだあるから、消毒液と包帯を買えばいいかな。

ｶﾞﾁｬ

ーーーーーーー薬局ーーーーーーー

店員「！？」

さ「？」

なんか店員さんに驚かれている…ああ、長袖だからか。

リスカしてるから年中長袖じゃないといけないのが辛いけど、まぁいいか。

ーーーーーーー帰宅！ーーーーーーー

ゲームするか…。

俺は自分の部屋に飾られているオノと棚にある大量の睡眠薬をチラリとみた。

そういえば、いつからこんなことになったんだっけ…。

俺はその理由も忘れてコメントを見る。

＜さとみっていうやつの声キモイ。

＜ゲーム実況してるくせに下手だし、本当に実況やめたら？声も汚いから歌とかやめろよw

ああ。そうだった。俺はこのアンチコメントに嫌になってこうなったんだ。

さ「もう今日は寝るか」

俺は棚から2、3本睡眠薬を取り出し、飲み干した。

眠りにつく。このまま心臓が止まることを願って。

○→←うわぁぁぁぁ！！！

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