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俺はまだ知らなかった。あんな奴に恋することも、気づくのが遅かったことも
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なんっっっでやねん、なんで俺も同じ日に入学する子がいるからって俺も迎えに行かなきゃ行けないんや、先に高専におってもええやろが
そんで?トロそうな見た目してたらこのジジイシバいたろかなほんま…
頭の中でそんな事をイライラと考えていながら同級生となる子を駅のホームで待った
「なあ、その子はどんな見た目してるん?女?男?」
『女じゃ。見たらすぐ分かるだろう』
へぇー…三歩後ろ歩けない女やったら虐めたろ
暫くすると大阪からの電車が来た。恐らくこの電車で彼女は来るのだろう
『まもなく電車が参ります』
ん、この電車やなかったら絶対帰ったる
ギギー
電車が止まる音で駅のホームを響かせた、その後すぐにプシュー…ガチャと音がなりドアが開いた
どんな面してんのやろ。ブスでトロくて三歩後ろも歩けない女やったら虐めるの決定や
そう思いながらも周りを見渡した。その中でも一際目立つ女の人が見えた
黒く胸上程まで伸びた髪、スラッと長い足に出るとこは出た女性の人が見たら誰もが理想にするであろう体型
顔を見ると少しつり上がった目に黄色く光る瞳、誰もが見たら振り向くような綺麗な顔をしていた
そしてこれはきっと俺とこの隣にいるジジイしか気づいていないだろう。圧倒的な呪力の量、そしてあの高専特有の制服
見つけた。
「なあ、君今年の高専の入学生やろ?」
『えっ?…あもしかして同じ京都校の方ですか?』
「せやで、俺は禪院直哉。俺も今年で入学やから同い年や、よろしゅうな」
ふーん…顔も良い方なんちゃう?胸もある方っぽいし友達くらいにはなってやろかな
"私、AAって言います。これからどうぞよろしくお願いします"
なんや、もしかして礼儀もちゃんとなってるほうちゃう?あとは俺の三歩後ろ歩いたら合格やな
『やっと来たか。…』
学長も彼女を見つけたのか近くに来ては立ち話を始めた
なっっがいなあ話し、なんで立って話しすんねん。
暫くして話が終わったのか学長が高専に向かい歩き始める
「やっと話し終わったか…えっとAちゃんやったか?はよ行くで」
まあ当然やけど後ろ歩くよな?
"そうですね、早く行きましょ"
ん?待てや、それ2歩後ろやない?
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はにゃこ(プロフ) - 鈴さん» ああそれです!!ずっと名前が思い出せなくて…!!ありがとうございます!!!急いで訂正致します!! (2023年2月10日 21時) (レス) id: 12f54bc7ce (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 8話ですが、腰に巻き付けているのであればウエストポーチだと思います。ショルダーバッグの「ショルダー」は「肩」の意味なので…… (2023年2月10日 16時) (レス) @page8 id: e67e995d1b (このIDを非表示/違反報告)
はにゃこ(プロフ) - 弱火猫さん» ひぇ〜〜恐縮です…!ありがとうございます~!!更新頑張ります! (2022年8月6日 22時) (レス) id: 12f54bc7ce (このIDを非表示/違反報告)
弱火猫(プロフ) - 表情筋緩み捲るくらい面白いです!更新頑張って下さい!(⌒▽⌒)〈アリガトウゴザイマス (2022年8月6日 22時) (レス) id: 1b53873d6d (このIDを非表示/違反報告)
はにゃこ(プロフ) - 寝て起きたら沢山お気に入り登録してくださる方が増えていてびっくらポンだぜ…しました…ありがとうございます…引き続き何卒よろしくお願いします… (2022年7月22日 21時) (レス) id: 12f54bc7ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はにゃこ | 作成日時:2022年6月3日 3時