千切くん髪の毛を弄りたい【千切豹馬】

ハーフアップお団子。 ページ25

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「あ、A…」






心拍数が上がりっぱなしな私は、名前を呼ばれるとさらに心拍数が上がった






『(やば…私しぬ？)』




「……おーい……？」



『あっごめん』



「今日は何にするんだ…？」







やばい顔が見れない…


かっこいい…かっこいいけど！！！







私をそんな見ないでくれえええええ…




穴があったら入りたい…てか埋まりたい…







『ハーフアップお団子！！』





咄嗟に言っちゃった…だけど、我ながらめっちゃ良い感じなの完成できそう






「やった事ないな…じゃあお願い」



『ん！』





こうやって喋ってやっと実感が湧く




『(……っ…この人、私の事好きなんだ)』




それで、私もこの人を好き



ん…、てことは…両思いってことだよね？！わーっ…！







手元は落ち着いてても、心の中は荒ぶりまくってる私









「…これ、良いな」



『(…いや、ほんと我ながら凄い出来…)』







目が合うと、目を細めて微笑んできた



……自分の体温がみるみる上がっていくのが分かる



体感100度くらいあるんだけど…しぬ？
















『────…すき』










「……は」









やっちまった







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