少女は語る。 (ページ4)

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君を助けたい。※シリアス表現があります。ページ4

モトキside

マ「親が居ないみたいな言い方するんだ、？」

マサイも、気づいてたんだ、

モ「たしかに。」

シ「マサイ、話していいよ。」

マ「ちょっとごめんな。」

マサイはAちゃんの手を握った。

マ「Aちゃんは、見る限り中学生ぐらい。なのに、
こんな時間で、こんな危ないことしたら、
絶対親には知られるはずだろ？なのに問題になってない。」

Aちゃんは目を見開いた。

『...マサイさん。』

マ「ん？」

『皆さんも。あんな怖い状況までなって。それでも尚、
私のことを考えてくれるんですね。』

マ「...」

『私は、小さい頃に親を亡くしました。』

マ「...うん。」

『私は、...幸せです。』

シ「え、？」

ン「でも、親は、」

『だって、...今までこういう事を沢山してきて、
助けた人に言われた事は、ありがとうなんかじゃなかった。』

全「ぇ、？」

『人々に言われたのは。お前みたいな小娘がアホみたいな事
するんじゃない。でした。』

ダ「嘘だろ、、、」

『なのに、皆さんは心配まてましてくれた。こんなの初めて
です。ほんとに、私報われました。感謝されるのって、
こんなにも幸せなことなんですね。』

マ「ねぇ。」

『はい？』

マ「俺...」

君を助けたい。